今回は、電気代が3万という極端に高い料金を支払っている方に向けた記事です。
結論から言うと、電気代に3万はあまりに高すぎます。
なぜなら、全国平均の電気代が12,813円であり、3万円はその2.3倍以上の値段になっているからです。
もし、電気代が3万円かかっているのであれば、以下の通り電気代が高い原因と節約方法について、ぜひチェックしてください。
電気代が高くなる原因・理由 | 電気代を節約する方法 |
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この記事では、電気代が3万円かかっている原因と節約する方法について解説しています。
記事をチェックすると、電気代が半分以下に下げることも可能なので、ぜひ参考にしてください。
- 大手インフラの東京ガスが提供している電気
- 東京電力と同じ契約プランを展開しており電気代の見直しに最適
- 契約プランを変えるだけで年間で最大1万7,000円以上の節約になる!
- 電気代が高すぎて困っている人は東京ガスに申込するのがおすすめ!
全国の電気代平均が12,813円なので3万円は高い
結論から言うと、電気代が3万円はかなり高めです。
なぜなら、総務省の調査によると、全国平均の電気代が2022年10月〜2023年9月までで12,813円だからです。
つまり、3万円の電気代は全国平均の2.34倍となるため、あまりに高すぎます。
6人家族の家でも、平均で2万円の電気代もかからないぐらいですから、電気を使いすぎと言わざるえません。
そのため、電気代に3万使っている方は早急に高い原因を突き止め、節電対策を講じる必要があります。
しろくま電力(ぱわー) |
Looopでんきで電気代を節約! | 東京ガスのさすてな電気 | |
基本料金 | 30A:870円00銭〜 40A:1,160円00銭〜 50A:1,450円00銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
なし | 30A:885円72銭〜 40A:1,180円96銭〜 50A:1,476円20銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電気代料金 | 一律24円70銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電源単価料金+ 毎月固定の電気使用料金 【電源単価料金】 10円〜20円/kWh前後 【毎月固定の使用料金】 |
〜120kWh:29円90銭〜 120kWh〜300kWh:35円41銭 300kWh〜:37円48銭 |
エリア | 日本全国 | 日本全国 | 東京電力エリア |
セット割 | なし | なし | ガスとセット契約すると 電気が0.5%割引 |
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電気代が3万円はおかしい!料金が高くなる理由
先ほども解説した通り電気代が3万円は高すぎます。
電気料金が高くなっている理由は以下の通りです。
電気代が高くなってきている理由が詰まっているので、ぜひ参考にしてください。
ウクライナ情勢により原油価格が高騰している
電気代が高くなっている理由の1つ目は「ウクライナ情勢により原油価格が高騰している」です。
2022年の2月にロシアがウクライナに侵攻してから、原油価格は高騰の一途をたどっています。
下記のグラフでは、2022年1月から現在に至るまでの原油価格の推移を記載しています。
実際に、年度別の電気代は以下のように異なります。
年度 | 電気料金 |
---|---|
2021年 | 8,606円 |
2022年 | 10,559円 |
家計調査 家計収支編 総世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示
原油価格が高騰しているので、電気代も比例して上がっているのです。
円安により輸入費用が増加している
電気代が高くなっている理由の2つ目は「円安により輸入費用が増加している」です。
円がアメリカドルなどの外国の通貨に対して、価値が低くなっている状態のことを差した言葉。
例として、1ドル=150円と1ドル=100円では、1ドル=100円の方が円の価値は高いということになる。
現在、日本円はアメリカドルに対して安い状態が続いています。
下記の表は、2022年1月1日と2024年1月1日の1ドルは何円で交換できるかを示したものになっていますので、ぜひ参考にしてください。
年月日 | 対アメリカドルレート |
---|---|
2022年1月1日 | 1ドル=115.58円 |
2024年1月1日 | 1ドル=141.03円 |
この2年で30円近く円の価値が下がっており、一時期は1ドル=150円の時期もありました。
円が安くなるのに比例して、電気を作るのに必要な原油の輸入価格も高くなったので、電気代も高騰しているのです。
液化天然ガス(LNG)の価格が上昇している
電気代が高くなっている理由の3つ目は「液化天然ガス(LNG)の価格が上昇している」です。
天然ガスの価格が上がったのは、ロシアがウクライナに攻撃を仕掛けたためです。
ロシアは天然ガスの埋蔵量が世界最大となっています。
そのため、天然ガスの価格にロシアの動向が大きく反映されてしまうのです。
実際に、新電力ネットが公開している天然ガスの価格は2022年に一気に増加しました。
その後は下がったものの、依然として2010年代の価格に戻ったという気配はありません。
そのため、ロシアがウクライナが攻めこんでいる限りは、価格は高騰し続けますね。
しろくま電力(ぱわー) |
Looopでんきで電気代を節約! | 東京ガスのさすてな電気 | |
基本料金 | 30A:870円00銭〜 40A:1,160円00銭〜 50A:1,450円00銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
なし | 30A:885円72銭〜 40A:1,180円96銭〜 50A:1,476円20銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電気代料金 | 一律24円70銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電源単価料金+ 毎月固定の電気使用料金 【電源単価料金】 10円〜20円/kWh前後 【毎月固定の使用料金】 |
〜120kWh:29円90銭〜 120kWh〜300kWh:35円41銭 300kWh〜:37円48銭 |
エリア | 日本全国 | 日本全国 | 東京電力エリア |
セット割 | なし | なし | ガスとセット契約すると 電気が0.5%割引 |
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電気代が高い原因を調べる方法
この章では、電気代が高い方にその原因を調べる方法について解説します。
調査方法は以下の通りです。
電気代を釣り上げている原因を発見できるので、高すぎると感じている方はぜひチェックしてくださいね。
エアコンなどの消費電力が多い家電を見つける
電気代が高い原因を調べる方法1つ目は「エアコンなどの消費電力が多い家電を見つける」です。
家庭で使う消費電力の高い家電は、エアコンや冷蔵庫などと限定されています。
電気料金が高い家庭は、漏れなく消費電力の多い家電を使いすぎています。
例として、エアコンは1日どれくらい利用しているかなどを自分の生活スタイルを思い出してください。
そうすれば、おのずと使いすぎな家電が見えてきます。
家電や電力メーターなどから漏電がないかチェックする
電気代が高い原因を調べる方法2つ目は「家電や電力メーターなどから漏電がないかチェックする」です。
電気が本来通るべき道を外れてしまい、外に電気が漏れ出てしまうこと。
家電や付属する電源コードは本来電気を通さない絶縁体で保護されているが、何らかの原因で絶縁体の効果が薄れると電気が漏れ出てしまう。
漏電を起こすと電気が余計に使われてしまうため、電気代が高くなってしまいます。
また、漏電は感電や火災に繋がるリスクがあるため、早急に直さなければなりません。
ブレーカーが落ちたり、家電の使い方は変わっていないのに急に電気代が高くなったら、漏電の可能性があります。
そのため、漏電の疑いがある場合は、業者にチェックしてもらうのをおすすめします。
電力会社の値上げ情報を確認する
電気代が高い原因を調べる方法3つ目は「電力会社の値上げ情報を確認する」です。
円安やロシアによるウクライナ侵攻を受けて、電気を作るための燃料費は高騰し続けています。
そのため、各電力会社も燃料費の高騰に合わせて電気代の値上げを実施します。
契約している電力会社の明細を調べて、値上がりしていないかどうか確認をしてください。
電気代の内訳を確認する
電気代が高い原因を調べる方法4つ目は「電気代の内訳を確認する」です。
理由として、ただ電気代が高くなっただけと見過ごしていては、その理由を見出せないからです。
実は電気代は、以下の3つの要素から構成されています。
項目 | 特徴 |
---|---|
基本料金 |
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電力量料金 |
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再生可能エネルギー発電促進賦課金 |
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この3つの要素はそれぞれ「アンペア数を下げる」ことと「節電すること」で料金を下げられます。
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Looopでんきで電気代を節約! | 東京ガスのさすてな電気 | |
基本料金 | 30A:870円00銭〜 40A:1,160円00銭〜 50A:1,450円00銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
なし | 30A:885円72銭〜 40A:1,180円96銭〜 50A:1,476円20銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電気代料金 | 一律24円70銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電源単価料金+ 毎月固定の電気使用料金 【電源単価料金】 10円〜20円/kWh前後 【毎月固定の使用料金】 |
〜120kWh:29円90銭〜 120kWh〜300kWh:35円41銭 300kWh〜:37円48銭 |
エリア | 日本全国 | 日本全国 | 東京電力エリア |
セット割 | なし | なし | ガスとセット契約すると 電気が0.5%割引 |
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電気代を3万円から節約する方法
この章では、電気代を3万円から節約する6つの方法について解説します。
紹介する方法をこなせば、電気代は半分以下に落ちる可能性もありますので、ぜひ参考にしてください。
省エネ家電を購入する
電気代を3万円から節約する方法1つ目は「省エネ家電を購入する」です。
家電は年々効率的に運転するための技術が向上しているので、今利用している家電よりも電気使用量が少なくなるのが期待できます。
例として、資源エネルギー庁が示したデータによれば、2009年と2019年の家電は消費電力に12%の違いがでます。
画像引用:機器の買換で省エネ節約
そのため、なるべく新しい家電を購入してください。
断熱性の高い住宅に住む
電気代を3万円から節約する方法2つ目は「断熱性の高い住宅に住む」です。
断熱性の高い家は気密性が高いので、保温性があります。
保温性が高いほど冷暖房の効率が上がるので、結果として電力を消費せずに快適な室温を維持できます。
そのため、電気代を抑えたいのであれば、高い断熱性を誇る住宅に住むことをおすすめします。
契約アンペア数を見直す
電気代を3万円から節約する方法3つ目は「契約アンペア数を見直す」です。
アンペア数は10〜60Aまであり、大きくなればなるほど、基本料金が高くなります。
下記は、東京電力の契約アンペア数ごとの電気料金の違いを表した表となっていますので、ぜひ参考にしてください。
アンペア数 | 基本料金 |
---|---|
10A | 295円24銭 |
15A | 442円86銭 |
20A | 590円48銭 |
30A | 885円72銭 |
40A | 1,180円96銭 |
50A | 1,476円20銭 |
60A | 1,771円44銭 |
引用:従量電灯B・C|電気料金プラン|東京電力エナジーパートナー株式会社
例として、60Aを50Aに下げるだけで300円近い節約となります。
実は過大にアンペア数を契約している可能性は大いにありますので、ぜひ見直しの機会を設けてみてください。
エアコンなどの消費電力が高い家電の使い方を改める
電気代を3万円から節約する方法4つ目は「エアコンなどの消費電力が高い家電の使い方を改める」です。
消費電力の高い家電は、エアコンやテレビ、冷蔵庫などが挙げられます。
以下の表で、消費電力の高い家電の電気使用量を抑える方法について表でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
家電名 | 節電方法 |
---|---|
エアコン |
|
冷蔵庫 |
|
テレビ |
|
照明 |
|
洗濯機 |
|
もし電気代が高いのであれば、消費電力が大きい家電の使い方を見直ししてください。
太陽光発電など自家発電システムを導入する
電気代を3万円から節約する方法4つ目は「太陽光発電など自家発電システムを導入する」です。
理由として、自家発電であれば電気料金は0円となるからです。
また、余った電力を電気会社に売ってお金を得られるのもメリットと言えます。
【自家発電が難しい場合】新電力と契約する
電気代を3万円から節約する方法5つ目は「新電力と契約する」です。
自家発電は基本的に一軒家なので、アパートやマンションに住んでいると設置するのがどうしても難しいです。
そのため、新電力と契約して電気料金を安くするなどの工夫をするのをおすすめします。
私も上記の画像の通り、2024年1月26日より新電力の「T-Dash」と契約しています。
電力料金は以下の通りです。
項目 | T-Dash | 東京電力 | 変化 |
---|---|---|---|
基本料金 | 849円42銭/kWh | 885円72銭/kWh | 36円30銭安/kWh |
【電力量料金】最初の120kWhまで(第1段階料金) | 19円68銭/kWh | 30円00銭/kWh | 11円32銭安/kWh |
【電力量料金】120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) | 26円22銭/kWh | 36円60銭/kWh | 10円38銭安/kWh |
【電力量料金】上記超過(第3段階料金) | 30円26銭/kWh | 40円69銭/kWh | 10円43銭安/kWh |
表からもわかる通りで、新電力は基本料金と電力量料金で大手電力会社よりも安く利用可能です。
そのため、電気料金をさらに節約したいと考えている場合は新電力に乗り換えするのがおすすめです。
サービス内容は契約前にしっかりをチェックしておくことをおすすめします。
しろくま電力(ぱわー) |
Looopでんきで電気代を節約! | 東京ガスのさすてな電気 | |
基本料金 | 30A:870円00銭〜 40A:1,160円00銭〜 50A:1,450円00銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
なし | 30A:885円72銭〜 40A:1,180円96銭〜 50A:1,476円20銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電気代料金 | 一律24円70銭〜 ※東京電力エリアの場合 |
電源単価料金+ 毎月固定の電気使用料金 【電源単価料金】 10円〜20円/kWh前後 【毎月固定の使用料金】 |
〜120kWh:29円90銭〜 120kWh〜300kWh:35円41銭 300kWh〜:37円48銭 |
エリア | 日本全国 | 日本全国 | 東京電力エリア |
セット割 | なし | なし | ガスとセット契約すると 電気が0.5%割引 |
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電気代が3万円はおかしいに関するよくある質問
最後に、電気代が3万円はおかしいに関するよくある質問について解説します。
電気代が行政から支給されることや電気代が高すぎるなどの質問が飛んでいますので、ぜひ参考にしてください。
Q.電気代が先月の3倍請求が来たんだけどどこがおかしい?
電気代が先月の3倍の請求が来た場合は、以下の原因が考えられます。
- 電力料金が上がっている
- 隣人に実は盗電されている
- 電力メーターや家電の故障・漏電
挙げた理由が考えられますので、原因を早急に調べてください。
それでも見つからない場合は、電力会社のカスタマーサービスなどに電話をして、業者に来てもらい調査することをおすすめします。
Q.一人暮らしのオール電化で電気代が3万円かかってるんだけどこれは高い?
一人暮らしのオール電化で電気代が3万円なのはかなり高めです。
関西電力の調査によると、オール電化の平均電気代は10,777円だからです。
季節や利用している電力会社が違うなど、条件があまりに異なるので一概に比較はできませんが、それでも一人暮らしで3万円の電気代がかかっているのは、オール電化とはいえ異常な数字です。
そのため、家電の使い方などの見直しをすることをおすすめします。
Q.電気代が3万円支給されるって聞いたんだけどそれって本当?
2023年(令和5年)3月22日に、国が住民税非課税世帯に対して1世帯3万円の支給をすると決定したので本当です。
ただ、これは2023年10月31日に申請の受付を終了しているので、もう受け取れません。
なお、2023(令和5年)年11月2日に、住民税非課税世帯に対し7万円の給付を内閣は閣議決定しています。
この7万円給付に関してはまだ続いていますので、生活が苦しい非課税世帯の方はあなたが住まわれている区役所に申請に出向いてください。
電気代 3万円 おかしい まとめ|3万円は高すぎるので節約を行おう!
結論から言うと、電気代が3万円は高いです。
2022年10月〜2023年9月の1年間の全国平均の電気代が12,813円なので、2.34倍の値段がかかっていることになります。
電気代を安くするためには、以下の通り電気代が高い理由を見つけて、節約方法を実践してください。
電気代が高くなる原因・理由 | 電気代を節約する方法 |
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電気代が高い原因は、電気代自体の高騰もありますが、あなた自身のライフスタイルにも要因が隠されている可能性があります。
例えば、エアコンを24時間ずっとつけっぱなしや、断熱性の低い家に住んでいる、消費電力が多い1990年代や2000年代の家電をずっと使い続けているなどです。
電気代を安くしたいのであれば、上記に心当たりがないか探してください。
もし、心当たりがあるならば、節約するための方法として家電を新しくしたり、家の断熱性能を高めるための対策をしてください。
この記事を読んで、ぜひ電気代を節約するきっかけとしてくださいね!
- 大手インフラの東京ガスが提供している電気
- 東京電力と同じ契約プランを展開しており電気代の見直しに最適
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