MacBook Air13インチで後悔する人が多発する理由は以下の5つです。
- 画面サイズが想像以上に小さいから
- ミッドナイト色は指紋が目立つから
- USBポートが2つ・HDMIポートがないので拡張しづらい
- メモリ容量を増強しなければならないから
- Macbook Proに比べると性能は低めだから
Macbook Airはライト層に向けて作られたPCであり、ガッツリ動画編集などを行う層はMacbook Proを使うと後悔しません。
この記事では、Macbook Air13インチを購入した人が後悔する理由やデメリット、逆に買うメリットなどを、Macbook使用歴が8年の編集長である小室慶介が解説します。

記事を読むことで、Macbook Airの画面は何インチのものが良いかどうかがわかるようになるので、ぜひ参考にしてください。
Macbook Air13インチで後悔する人が多発する理由5つ
Macbook Air13インチで後悔する人が多発する・買わない方が良いとされるデメリットは以下の7つです。
- 画面サイズが想像以上に小さいから
- ミッドナイト色は指紋が目立つから
- USBポートが2つ・HDMIポートがないので拡張しづらい
- メモリ容量を増強しなければならないから
- Macbook Proに比べると性能は低めだから
Macbook Proに比べると性能が低いことや画面サイズが小さめといったことが、後悔する理由に入っています。
次の見出しで紹介するので、Macbook Airの画面サイズを13インチにするかどうか迷われている方はぜひ参考にしてください。
画面サイズが想像以上に小さいから
使ってみるとわかりますが、13インチのノートパソコンは想像以上に画面が小さいです。
私も購入する際に13インチか15インチで迷いましたが、別で利用しているMacbookが13インチで小さかったため、プライベートでは15インチのMacbook Airを利用しています。
画面サイズが小さいのは、想像以上にストレスがかかるので、選ぶ時はAppleの正規店に出向いて実際に使ってみることをおすすめします。
ミッドナイト色は指紋が目立つから
私はMacbook Air15インチのミッドナイトを利用していますが、指紋がかなり目立ちます。

そのため、私は毎日パソコン用のウェットティッシュなどを使って画面やキーボードの掃除などを行っています。
それにより、パソコンは清潔感を保てているのではないかと思います。
また、掃除に合わせて普通のバックに入れるのではなく、パソコンを保護するための専用のバックを使うとより汚れを抑えられます。

USBポートが2つ・HDMIポートがないので拡張しづらい
Macbook AirはUSBポートが2つしかなく拡張性に欠けるのも後悔に繋がる理由の一つです。
以下の画像は私が以前使っていたMacbook Proと現在利用中のMacbook Airのポートを比較した画像です。
画像でもわかる通り、Macbook ProはUSBポートが4つあるのに対して、Macbook Airはたった2つしかありません。

また、HDMIポートもないので、そのままではデュアルディスプレイを作れません。

私はMacbook Airを使っておりそのままだと画面拡張ができないため、別でハブを購入し、デュアルディスプレイと2画面で利用しています。
メモリ容量を増強しなければならないから
Macbook Airでサクサク動かすのであれば、メモリを増強しないとかなり厳しいです。
パソコンのデータやプログラムを一時的に記憶する装置のこと。
メモリの容量が大きいほど高速でタスクを処理できるようになる。
一番低いスペックの場合は、8GBのメモリを使う形になりますが、これでは動画編集をする際に他のアプリを落とさないとMacの動作が限りなく遅くなります。
実際に複数のアプリを同時並行で利用すると、画像の通りメモリはあっという間に8GBを超えます。
撮影した時は特に動画編集などのアプリを開いていたわけではないですが、それでも11GB超えをしており、これでは8GBのメモリのパソコンは持ちません。
そのため、私は現在16GBのメモリのMacbookを使っています。
ただし、メモリを増強することはそれだけ値段が高くなることを意味します。
下記画像はMacbook Air13インチのメモリが8GBと16GB、24GBパターンの際にどれだけ価格が変わるかを示したものです。
画像からもわかる通りで、メモリを増強すると最大で6万円プラスしなければなりません。
そのため、動画編集などでどうしても利用しなければならないという方以外は、8GBのメモリでも良いと思います。
Macbook Proに比べると性能は低めだから
まずはMacbook Air自体がMacbook Proに比べるとどうしても性能が見劣りするというのが後悔する理由の一つとして知られています。
Macbookには「Air」と「Pro」の2種類のシリーズが存在しており、基本的なスペックはProの方が上回っています。
なぜなら、Macbook Proはファンが搭載されていて、バッテリー効率が優れています。
もし動画や写真編集を利用しようと考えている方は、Macbook Proを利用するのがおすすめです。
Macbook Airを買うと生活が変わる?13インチを利用するメリット
Macbook Air13インチを利用するメリットは以下の通りです。
- Macbook Proよりも軽量なので持ち運びに便利
- M2~M3モデルは処理速度が高い
- バッテリーが最大18時間連続使用が可能
- iPhoneやiPadと連携できる
MacbookAirは軽量で持ち運びしやすかったり、インテルのメモリよりも処理速度が早い、動画編集しなければ発熱は気にならないといったメリットがあります。
この後の見出しでそれぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
軽量なので持ち運びに便利
Macbook Airは軽量なので<持ち運びに便利なのがメリットです。 以下の表では、Macbook Air M3の13インチとMacbook Pro M3の14インチの重さを比較しています。
パソコンの種類 | 重量 |
---|---|
Macbook Air M3の13インチ | 1.24kg |
Macbook Pro M3の14インチ | 1.55kg |
表を見ていただいてもわかる通りで、明らかにProの方が重いです。
また、私が所持しているMacbook AirとMacbook ProではProの方が圧倒的に分厚いです。
そのため、Macbook Air13インチの方が圧倒的に持ち運びをしやすいです。
M2~M3モデルは処理速度が高い
MacbookのAppleが開発したチップを搭載したM2〜M3モデルは処理速度が早いです。
以前はM1チップを利用していましたが、明らかにその前のMacbookより処理速度が上がりました。
今はM3チップを使っていますが、Macbook Airにもかかわらず処理速度はM1 Proとそれほど体感的には変わらない性能の高さを誇っています。
バッテリーが最大18時間連続使用が可能
Macbook Airの13インチは、最新のM3チップだとバッテリーが最大18時間連続で使用できます。
これはMacbook Proよりも短い数字ではありますが、それでも1日使う分には問題ないと言えます。
そのため、例えば電源がなくて充電ができない場所でも問題なく利用できるのがMacbookAirのメリットの一つです。
iPhoneやiPadと連携できる
これもMacbookの特徴の一つですが、iPadやiPhoneといったApple製品とデータの共有が簡単にできます。
Appleには「AirDrop」と呼ばれる共有機能がついており、これを使うとApple製品同士なら写真などのデータが簡単に転送可能です。
AirDropの使い方は簡単で、以下の動画の通りタップ一つでデータを移せます。
Macbook Airの13インチと15インチを比較
Macbookでは、これまで13インチが主流でしたが、15インチや16インチの大画面を持つモデルも登場しています。
最新のMacbook Air M3チップの13インチと15インチの性能差を下記の表で比較しているので、ぜひ参考にしてください。
比較項目 | Macbook Air M3チップ 13インチ | Macbook Air M3チップ 15インチ |
---|---|---|
メモリ容量 | 8〜24GB | 8〜24GB |
SSDストレージ | 256〜2TB | 256〜2TB |
バッテリー時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
画面の大きさ | 13.6インチ | 15.3インチ |
重量 | 1.24kg | 1.51kg |
価格 | 194,800円〜 | 224,800円〜 |
メモリなどの性能はほぼ変わりませんが、画面の大きさや重量が違うのが特徴と言えます。
高スペックかつ画面の大きさを重視する人は15インチがおすすめ
画面の大きさを重視するのであれば、15インチのモデルを利用してください。
Macbook AirはProに比べると必要な装備が簡略化されているため重量は軽いものの、それでも画面は15インチとかなり大きめです。
価格はそれなりにしますが、スペックが高くかつ画面の大きさを重視するのであれば、15インチのMacbookをおすすめします。
価格の安さを重視するなら13インチがおすすめ
性能も欲しいが価格の安さも重視したいと考えているのであれば、13インチ一択です。
Macbookは画面の大きさが変わっただけで、払うお金が最低でも3万円は増えます。
実際に前述の表でも紹介しましたが、中身が同じスペックでも画面の大きさが変わるだけで値段が釣り上がるのです。
そのため、最低限のスペックでもよくコストを抑えたいと考えているのであれば、Macbookの13インチを購入することをおすすめします。
Macbook Airがおすすめな人
MacBook Airの利用をおすすめする人は以下の通りです。
- 持ち運びやすさを重視している人
- 予算を抑えて購入したい人
- 長時間外で作業をすることが多い人
MacBook Airはライトユーザー向けの端末であるため、コストパフォーマンスを重視されている方におすすめするモデルとなっています。
次の見出しから詳しく解説するので、MacBook AirもしくはMacBook Proの購入で迷われている方はぜひ参考にしてください。
持ち運びやすさを重視している人
MacBook Air 13インチは、持ち運びしやすい端末を求めている人に適したモデルです。
1.24kgの軽さと薄型デザインで、カバンに入れて移動しやすく、カフェや出張先でも快適に作業できます。
さらに、アルミニウム製の筐体は耐久性が高く、持ち運びの際にも安心して使用できます。
MacBook Proと比べて軽量で取り回しがしやすいため、日常的に外で作業する人にも向いています。
出張や旅行時にも持ち歩きやすく、ビジネスシーンでも活躍します。
MacBook Airは持ち運びやすさを重視したユーザーにおすすめです。
予算を抑えて購入したい人
MacBook Air 13インチは、コストを抑えてMacBookを購入したい人に適したモデルです。
MacBook Proと比べて価格が抑えられており、性能とコストのバランスが取れています。
Mシリーズチップを搭載し、軽い作業なら快適に動作し、スムーズな操作が可能です。
動画編集や高負荷な作業には不向きですが、Web閲覧や文書作成、オンライン会議といった用途には問題なく対応できます。
一般的な使用ではパフォーマンスに不満を感じにくいため、価格を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢です。
MacBook Airは、コストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめです。
長時間外で作業をすることが多い人
MacBook Air 13インチは、外出先で長時間作業をする人に適したモデルです。
バッテリー駆動時間が長く、一度の充電で最大18時間使用できるため、カフェや出張先でも安心して作業を続けられます。
充電器を持ち歩く必要が減り、荷物の軽量化にもつながるのもMacBook Airの魅力的なポイント。
さらに、ファンレス設計のため動作音が静かで、集中しやすい環境を維持できます。
ただし、高負荷な作業を続けると熱がこもりやすくなるため、使用環境には注意が必要です。
軽量で持ち運びやすいため、外出先での使用に適しており、移動が多い人にも便利です。
MacBook Airは、バッテリー持ちを重視するユーザーにおすすめです。
Macbook Proがおすすめな人
MacBook Proの利用をおすすめする人は以下の通りです。
- マルチタスクの仕事をする人
- 拡張性があるモデルを購入したい人
- 動画編集などのクリエイティブ作業が多い人
MacBook ProはAirよりもスペックが高いので、システム開発や動画編集などの負荷が高い仕事をしている方におすすめのモデルです。
次の見出しで詳しく解説しているので、MacBookの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
マルチタスクの仕事をする人
MacBook Proは、マルチタスクを重視する人におすすめです。
CPUやメモリの性能が高いため、複数のアプリを同時に起動しても動作が安定しやすく、快適に作業できます。
特にメモリを多く消費するアプリを併用する場合、スムーズな動作を維持しやすいのがMacBook Proの特徴です。
たとえば、オンライン会議をしながら資料を作成し、バックグラウンドでクラウドストレージを同期させるような作業は、メモリの容量を大きく使います。
私もMacBook Airを使うのでわかりますが、上記のような作業をすれば会議の画面が止まることが多いです。
一方で、MacBook Proであれば画面が止まってしまうなどのトラブルはほぼありません。
メモリの大きさは、MacBook Airは最大24GBまでですが、MacBook Proは最大128GBまで増設できるため、より多くの処理を並行して行えます。
そのため、複数の作業を同時に行うことが多い場合は、MacBook Proを選ぶのがおすすめです。
拡張性があるモデルを購入したい人
MacBook Proは、拡張性を求める人に適したモデルです。
MacBook AirはUSB-Cポートのみの構成が基本で、外部機器を使う際にアダプターが必要になることが多いです。
一方でMacBook Proは本体に搭載されているポートの種類が多く、USB-CだけでなくHDMIやSDカードスロットも備えているため、周辺機器を直接接続しやすくなっています。
外部ディスプレイを接続する場合、MacBook ProならHDMIポートを備えているため、変換アダプターなしで直接接続できます。
また、SDカードスロットもあるため、写真や動画の取り込みもスムーズにできます。
拡張性を重視する場合は、ポートが豊富なMacBook Proを選ぶのがおすすめです。
動画編集などのクリエイティブ作業が多い人
MacBook Proは、動画編集やクリエイティブな作業をする人にもおすすめです。
高性能なCPUとGPUを搭載し、複雑なエフェクト処理や高解像度の動画編集をスムーズに行えます。
MacBook AirもMシリーズチップを搭載していますが、ファンレス設計のため高負荷な作業を長時間続けると、熱によるパフォーマンス低下が発生しやすいです。
4K動画の編集や3Dレンダリングでは、グラフィック性能の影響が大きく、MacBook Proの専用GPUが動作の安定性を向上させます。
さらに、メモリやストレージの拡張性があり、大容量データを扱う際の処理速度も優れています。
映像制作やデザイン業務を行う場合は、MacBook Proを選ぶようにしてください。
Macbook Air 13インチを購入する前に検討すべきポイント
MacBook Airを購入しようと決めた人は、MacBook Proよりも性能的に低いため合わせて検討すべきポイントが以下の4つあります。
- 使う目的を示す
- メモリやストレージの増強を検討する
- USBハブなどの購入も検討する
性能がMacBook Proより低いので、補完するためのメモリやストレージの増強、USBハブの購入についても検討してください。
次の見出しで詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
使う目的を示す
MacBook Air 13インチを購入する前に、使用目的を明確にすることが重要です。
このモデルは軽量でバッテリー持ちが良いため、持ち運びが多い人や軽作業を中心に使う人に適しています。
一方で、高負荷な作業には向いておらず、動画編集や3Dデザインなどの用途では、性能不足を感じる場面が多いです。
ブラウジングや文書作成が主な用途なら、MacBook Airでも快適に作業可能です。
しかし、大容量データを扱う業務や複数のアプリを同時に使用する場合、MacBook Proのほうが処理性能に優れています。
用途に合わせて適切なモデルを選ぶことで、購入後の後悔を防げます。
メモリやストレージの増強を検討する
MacBook Air 13インチを購入する際は、メモリやストレージの容量を慎重に選ぶことが重要です。
標準構成ではメモリ8GB、ストレージ256GBが搭載されていますが、長期間使用することを考えると、用途によっては不足する可能性があります。
特に、複数のアプリを同時に開く作業や大容量のデータを扱う場合、動作が遅くなることがあるため、増設を検討する必要があります。
ストレージが不足すると外付けSSDが必要になり、持ち運びの負担が増える点も考慮すべきです。
メモリは後から増設できないため、快適な動作を維持するためにも、購入時に余裕を持たせることが推奨されます。
事前にメモリやストレージを適切に選ぶことで、長期間快適に使用できます。
USBハブなどの購入も検討する
MacBook Air 13インチを快適に使うためには、USBハブの導入を検討することが重要です。
本体にはUSB-Cポートしか搭載されていないため、USB-A機器やHDMI接続、SDカードの読み込みが必要な場合、別途ハブを用意する必要があります。
特に、外部ディスプレイを使用する際や、複数の周辺機器を接続する場面では、拡張性の低さが課題になりやすいです。
USBハブを活用すれば、さまざまな機器と接続しやすくなり、作業の効率が向上します。
また、データ転送や充電機能を兼ね備えたモデルを選ぶことで、利便性を高めることも可能です。
あらかじめ必要な機器を確認し、適切なUSBハブを選ぶことで、MacBook Airの利便性を向上させることができます。
Macbook Airの13インチで後悔する人が多発する理由 まとめ
MacBook Air 13インチを購入して後悔する人が多いのは、画面の小ささや拡張性の低さに不満を抱くからです。
13インチの画面は予想以上に小さく、長時間作業すると目の疲れを感じることが多いです。
USBポートが2つしかなく、HDMIポートがないため、周辺機器の接続に制限が生じます。
また、標準の8GBメモリでは複数のアプリを開くと動作が遅くなり、増設が求められます。
一方で、MacBook Air 13インチは軽量で持ち運びやすく、バッテリーの持ちが長い点が魅力です。
Mシリーズチップ搭載モデルなら処理速度も向上し、普段使いをする上でおすすめです。
MacBook Airは購入前に用途を考えつつメモリやストレージの増強、USBハブの導入を検討してください。
