MacBook Air M4は2025年3月12日に満をじして発売される形となり、3月5日の発表と同時に予約が開始となりました。
MacBook Air M4はメモリやストレージの容量が大きくなった点やカメラのセンター機能が付随されたことと新しいカラーであるスカイブルーが追加されており、更なるアップデートがされました。
これだけの性能アップをしているにもかかわらず、価格はM3モデルと据え置きとなっているので、かなりお得な値段設定となっています。
この記事では、Macbook Air M4を購入すべきなのかや一世代前のM3チップやさらに古いM2チップの性能比較などをMacbook使用歴8年の小室が解説します。

記事を読むことで、ご自分がMacbook AirのM4モデルを買うべきかどうかがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
MacBook Air M4が2025年3月12日に発売
2025年3月5日に最新版のMacBook Air M4モデルがついに発表されました!
発売日は、2025年3月12日の水曜日であり、予約はすでに開始されています。
カラーのバリエーションはミッドナイト・スターライト・シルバーと新色であるスカイブルーが今回から追加されています。
また、前のM3モデルから米国価格では100ドル(約1.5万円分)が値下げをされているため、米国では低価格を実現したとアピールがなされています。
MacBook Air M4の販売価格
MacBook Air M4モデルの発売価格は以下の通りです。
スペック | 値段(税込) |
---|---|
MacBook Air13インチM4(10コアCPU・8コアGPU・16GBメモリー・256GB SSD) | 16万4800円 |
MacBook Air13インチM4(10コアCPU・10コアGPU・16GBメモリー・512GB SSD) | 19万4800円 |
MacBook Air13インチM4(10コアCPU・10コアGPU・24GBメモリー・512GB SSD) | 22万4800円 |
MacBook Air15インチM4(10コアCPU・10コアGPU・16GBメモリー・256GB SSD) | 19万8800円 |
MacBook Air15インチM4(10コアCPU・10コアGPU・16GBメモリー・512GB SSD) | 22万8800円 |
MacBook Air15インチM4(10コアCPU・10コアGPU・24GBメモリー・512GB SSD) | 25万8800円 |
価格ですが、基本的にMacBook Airの前のモデルであるM3と同じ値段なので据え置きという形で収まっています。
Macbook Air M4の特徴
MacBook Air M4の発売日などを紹介しましたが、前のM3モデルと比較して性能が大きく進化を遂げています。
M4モデルが大きく変化した特徴は以下の通りです。
- M4チップの搭載で性能が大幅にアップ
- カメラ機能がクリアになる
- 最大2台の6Kディスプレイ対応可
- スカイブルー色が追加
- メモリ・ストレージが大幅拡張
様々な点が変わっていますので、購入するかどうかの参考にぜひしてみてくださいね。
M4チップの搭載で性能が大幅にアップ
M4チップの搭載により、MacBook Airの処理性能が大幅に向上しています。
最新のCPUとGPUを備え、M1チップと比較して2倍、インテルチップ搭載モデルと比べると最大23倍の性能向上を実現しました。
アプリの起動時間が短縮され、動画編集や3Dレンダリングなどの負荷の高い作業もスムーズに行えます。
機械学習やAI処理の最適化も進み、写真の自動補正やノイズ除去といった高度な処理も短時間で実行可能です。
さらに、消費電力の効率化により、バッテリーの持続時間も向上しており、長時間の作業でも安定したパフォーマンスを維持できます。
M4チップの搭載によって、背景処理速度と電力効率が向上し、より快適な操作が可能になっています。
カメラ機能がクリアになる
MacBook Air M4では、カメラ性能が向上し、よりクリアな映像が得られるようになっています。
12メガピクセルのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議で鮮明な映像を提供できるのが特徴です。
新しいセンターフレーム機能により、ユーザーの動きを自動で追尾し、フレーム内に最適な位置を維持します。
これにより、Web会議中でも自然な映像が保たれ、画面外に外れる心配がありません。
さらに、低照度環境での映像処理が改善され、暗い場所でも顔が明るく映るようになっています。
カメラの進化により、リモートワークやオンライン学習の環境が改善され、快適なコミュニケーションが可能になります。
最大2台の6Kディスプレイ対応可
MacBook Air M4は、最大2台の6Kディスプレイに対応し、外部ディスプレイの接続性能が向上しています。
M3モデルでは本体を閉じることで2台の外部ディスプレイに対応していましたが、M4ではこの制約がなくなり、本体を開いたままでも使用できます。
複数のディスプレイを活用することで、作業スペースが広がり、マルチタスクが快適になります。
片方の画面で動画編集を行いながら、もう片方で資料を開くといった使い方が可能です。
特に、クリエイティブ作業やプログラミングなどで利便性が向上します。
6K解像度対応により、高精細な映像を大画面で表示できて視認性が向上し、作業効率の向上が期待できます。
スカイブルー色が追加
MacBook Air M4には、新色のスカイブルーが追加されました。
従来のスペースグレイ、シルバー、スターライトに加え、より鮮やかで爽やかな印象のカラーが選べるようになっています。
スカイブルーは、光の加減によって色合いが変化し、高級感のある仕上がりになっています。
落ち着いた色調でありながら個性的な印象を与えるため、他のMacBookとは違ったデザインを求める人におすすめです。
また、指紋が目立ちにくいコーティングが施されており、見た目の美しさを維持しやすいのも特徴です。
新色の追加により、デザインの選択肢がより広がってカラー選びが楽しめるようになっています。
メモリ・ストレージが大幅拡張
MacBook Air M4では、メモリとストレージの選択肢が拡張され、より多様な用途に対応できるようになっています。
メモリの大きさは、最大24GBから32GBに増加し、負荷の高い作業もスムーズに行えるのが特徴です。
メモリ容量が増えたことで、複数のアプリを同時に開いても動作が安定しやすくなっています。
特に、動画編集やプログラミング、3Dモデリングなど、大量のデータ処理を必要とする作業に適しています。
ストレージも最大2TBまで選択可能となり、大容量のファイルを保存しやすくなりました。
メモリ・ストレージの拡張により、処理能力が向上し、長期間にわたって快適に使用できるモデルになっています。
Macbook Air M4の発売を待つべき?M3〜M1チップの性能を比較
こちらの章では、MacBook Airでこれまで発売されてきたモデルの性能などを比較します。
なお、MacBook Air M4モデルが発表されたため、新品のM3およびM2モデルの販売が終了したので注意してください。
一世代前のMacbook Air M3を購入すべき人
Macbook Air M3チップは、M4よりもやすい価格で高い性能のパソコンを手に入れたいと考えている人におすすめです。
MacbookのM3チップは、インテルのチップよりも最大13倍高速であり、最大18時間のバッテリー充電が可能です。
また、Wi-Fiも6Eまで対応しており、高い機能を備えているのが特徴です。
さらに、価格は改訂する前のMacbook Airと同じ値段で発売されています。
そのため、Macbook Air M3は高いスペックのPCを手に入れたいと考えている方におすすめです。
古いモデルのMacbook Air M1やM2モデルを購入すべき人
古い世代のMacbook Air M1チップの購入をおすすめする人は、とにかく安いモデルを欲しいと考えている人です。
Macbook Air M1やM2であれば10万円前後で発売されている可能性が高いです。
2020年発売のモデルではありますがその性能は非常に高く、多くの人はオーバースペックになります。
Macbook ProとMacbook Airではどちらがおすすめか比較
この章では、Macbook ProとMacbook Airではどちらがおすすめかを比較します。
基準とするのはMacbook Pro M3チップの14インチとMacbook Air M3チップの13インチです。
利用をおすすめする人とスペックはそれぞれ以下のように異なります。
Macbookモデル | おすすめする人 | CPU | GPU | メモリ容量 | ストレージ容量 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|
Macbook Air M3 13インチ | ・動画編集などを行わずブログ執筆やWordpressの利用が多い ・Macbookを手軽に持ち運びたい ・Macbookを購入するにあたって価格の安さを重視している |
M3 | ・8コア ・10コア |
・8GB ・16GB ・24GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB |
164,800円〜 |
Macbook Pro M3 14インチ | ・動画や画像編集を仕事として行っている ・マルチタスクで常に同時並行でアプリを使う |
M3 | ・8コア ・10コア ・12コア ・16コア |
・8GB ・16GB ・24GB ・32GB ・64GB ・128GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB ・4TB ・8TB |
248,800円〜 |
Macbook Airはブロガーなどにおすすめで、Macbook Proは動画編集などを本格的に行っている人であれば快適に利用できます。
次の見出しで詳しく解説するので、どちらを購入するか迷っている方はぜひ参考にしてください。
Macbook Airの利用をおすすめする人
Macbook Airの利用をおすすめする人は以下の通りです。
- 動画編集などを行わずブログ執筆やWordpressの利用が多い
- Macbookを手軽に持ち運びたい
- Macbookを購入するにあたって価格の安さを重視している
Macbook AirはMacbook Proほど性能は高くないものの、それでもブログ執筆やWordpressの管理においては十分すぎるスペックを誇るのでブロガーにおすすめのパソコンです。
また、Macbook Proが1.5kgの重量を超える一方で、Airは軽いモデルだと1.3kgを切る軽量のため、手軽に持ち運びたいと考えている方にもおすすめです。
Macbook Proの利用をおすすめする人
Macbook Proの利用をおすすめする人は以下の通りです。
- 動画や画像編集を仕事として行っている
- マルチタスクで常に同時並行でアプリを使う
Adobeなどを使ってゴリゴリ動画編集や画像編集を行う人は、Macbook Proを購入するとサクサク作業ができますよ。
また、Chromeを利用しながら写真編集などを行う場合も、Macbook AirよりMacbook Proを使うと途中で止まるなどのトラブルを防げます。
Macbook Airを安く買う方法
Macbook Airを安く購入するおすすめの方法は、以下の7つです。
番号 | 方法 | 特徴 |
---|---|---|
1 | Amazon | 簡単かつ公式サイトより安く購入できる |
2 | 楽天市場 | 楽天マラソンやスーパーセールでポイントが高い |
3 | yahoo!ショッピング | ペイペイポイントなどがお得にもらえる |
4 | Apple製備品 | ほぼ新品が約10%OFFで購入できる |
5 | 家電量販店 | ポイントを時期によって還元している |
6 | 学割 | 学生がお得に購入できる |
7 | 中古ショップ | 保証ありで良好状態の商品が購入できる |
私個人としては、これから長く使うMacbookは新品で購入するのがおすすめです。
理由として、中古ショップや整備品を購入すると、かなり早めに壊れる可能性があるためです。
実際に編集長の小室は昔再生品をパソコンを購入したことがありまして、そのPCは購入してからわずか1ヶ月で壊れたという経験があります。
中古ショップや整備品はピンキリなので、どれが長持ちするかを見極めるのは素人では難しいです。
Macbookは数十万円する出費となりますので、余計な支払いをしないために多少は高くても新品を購入することをおすすめします。
Macbook AirのM4を買うべきに関するよくある質問
最後にMacbook AirのM2を持つべきかどうかに関するよくある質問について紹介します。
- Q:MacBook Airの13インチを購入すると後悔する人が多発する理由とは?
- Q:MacBook Air M3の発売日はいつ?
- Q:MacBook Pro M4の発売を待つべき?
Macbookを買うと後悔する理由はM3チップの発売日などを紹介しています。
以下の見出しで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Q:MacBook Airの13インチを購入すると後悔する人が多発する理由とは?
MacBook Airの13インチを購入して後悔する人が多発する理由は以下の通りです。
- 単純にMacbook Proに比べてスペックが低め
- 画面が小さい・2画面までしか拡張ができない
- USBポートが2つしかない
- エクセルやパワーポイントは標準装備ではない
- メモリの容量を増強すると価格が高くなる
Macbookの最小サイズである13インチだと画面が小さくて作業が大変であったり、USBポートが2つしかなく作業するにもハブが必要になるなどのデメリットが存在します。
そのため、動画編集などでMacbookを利用するのであればMacbook Proを利用するのがおすすめです。
Q:MacBook Air M3の発売日はいつ?
MacBook Air M3の発売日は2024年3月4日(月)から予約開始、3月8日(金)から発売されています。
今後は来年あたりにMacbook Air M4チップが発売されることが予想されますが、まだ分かりません。
そのため、最新のモデルを購入するのであれば今すぐに買うことをおすすめします。
Macbook AirのM4を買うべき まとめ
MacBook Air M4は、2025年3月12日に発売され、すでに3月5日から予約が開始されました。
すでに購入可能で、AppleシリコンM4チップを搭載したことで、処理性能が大幅に向上しています。
M4モデルの主な特徴として、最大2台の6Kディスプレイ対応、新色スカイブルーの追加、メモリ最大32GB・ストレージ最大2TBまで拡張などが挙げられます。
さらに、カメラ性能も強化され、ビデオ通話の画質が向上しました。
価格はM3モデルと同じ据え置きとなり、性能向上を考慮するとコストパフォーマンスが高いです。
なお、M3モデルは米国で100ドル値下げされましたが、日本では価格に変更はありません。
MacBook AirのM4は、M1モデルやインテルのチップを利用しているMacBook Airユーザーに大変おすすめの商品と言えるので、ぜひ購入を検討してみてください。
