MacBookはトラックパッドが高性能ですが、作業効率を重視するならマウスの併用がおすすめです。
特に外部モニター利用や長時間作業では、ポインタ操作のしやすさが格段に変わります。
ただし、MacBookはUSB-C端子のみのモデルも多く、接続方式を確認せずに購入すると「繋がらない」と後悔するケースも少なくありません。
そのため、MacBookでマウスを使う場合は、形状やBluetooth接続なのかやUSBレシーバーが必要になるかなどのチェックをしてから購入するのがおすすめです。
本記事では、MacBookでマウスの選び方、おすすめのマウス19選を、MacBook歴9年の編集長が詳しく解説します。
この記事を読めば、自分の使い方に合ったマウスが明確になり、MacBookの作業効率をさらに高めることができます。
マウスの利用を検討されているMacBookユーザーの方は、ぜひ参考にしてください。
- MacBookAir・Pro対応マウスの選び方
- 【形状別に紹介】MacBookAir・Pro対応のマウスおすすめ19選
- MacBookAir・Pro対応のマウス① 薄型
- MacBookAir・Pro対応のマウス② 小型
- MacBookAir・Pro対応のマウス③ エルゴノミクス
- MacBookAir・Pro対応のマウス④ 標準
- MacBookAir・Pro対応のマウス⑤ トラックボール
- 紹介したMacBookAir・Pro対応マウスランキング
- MacBookAir・Pro対応マウスの設定・繋げ方
- MacBookAir・Pro対応のマウスが接続できない時の対処法
- MacBookAir・Pro対応のマウスがいらないのはトラックパッドで十分な人
- MacBookAir・Pro対応のマウス まとめ
MacBookAir・Pro対応マウスの選び方
MacBook Air・Pro対応マウスの選び方は以下の5つです。
- 接続タイプで選ぶ
- 形状で選ぶ
- 機能の多彩さで選ぶ
- 読み取り方式で選ぶ
- 静音性やデザインの良さで選ぶ
マウスを選ぶ際は、様々な視点を持って選ぶと理想の商品を選べるようになります。
次の見出しから詳細を解説するので、ぜひ参考にしてください。
接続タイプで選ぶ
MacBookに対応するマウスを選ぶ際は、接続方式の確認が欠かせません。
理由として、MacBookはUSB-Cポートのみのモデルが多く、USB-A接続のマウスは変換アダプターを用意しなければならないからです。
Bluetooth対応のマウスならワイヤレスで接続できるため、ポートを塞がずに使えます。
また、USB-Cレシーバーを搭載したモデルも登場しており、MacBookとの直接接続に対応しています。
ロジクールの「MX Anywhere 3S」や「Pebble M350s」はBluetooth接続に対応し、スムーズに使える点が評価されています。
このように、接続方式を考慮することで、MacBookの仕様に合ったマウスを選ぶことが可能です。
形状で選ぶ
マウスの形状は使いやすさに直結するため、MacBookとの相性を考えるうえで重要な基準です。
エルゴノミクスデザインのマウスは自然な角度で手首を支え、長時間作業でも負担を感じにくくなります。
反対に、持ち運びを前提とするなら小型かつ軽量な薄型マウスが扱いやすく、外出先でもスムーズに使うことが可能です。
Lift M800は縦型形状で疲れを抑え、Pebble M350sはバッグに収まるコンパクト設計で多くのユーザーに支持されています。
このように、使用スタイルや目的に応じて形状を選ぶことで、操作性や携帯性を両立することが可能です。
機能の多彩さで選ぶ
MacBook対応マウスを選ぶ際は、搭載されている機能の種類にも注目すべきです。
MacBookでマウスを利用する際は、作業効率を高めるために、マルチデバイス接続やカスタマイズ可能なボタンなどが役立ちます。
Magic Mouseは指先の動きでスクロールやスワイプができるため、MacBookのトラックパッドに近い感覚で操作できます。
一方、MX Master 3Sはスクロール速度を自由に切り替えられるほか、専用ソフトを使えばアプリごとにボタンの動きを細かく設定可能です。
さらに、静音クリックや高精度センサーを搭載しているモデルもあり、快適な操作環境づくりに貢献します。
このように、必要な機能を備えたマウスを選ぶことで、作業効率と操作性を両立することが可能です。
読み取り方式で選ぶ
マウスの読み取り方式は使用環境や精度に影響するため、購入前に確認すべきです。
光学式はLEDで位置を検出する仕組みで、多くの机の上で安定して動作しますが、ガラス面や光沢素材では誤反応することがあります。
一方、レーザー式は布や光沢のある表面にも対応しやすく、繊細な動きを正確に捉えることが可能です。
完全な透明ガラスには対応が難しいケースもありますが、光学式より幅広い素材に対応できる傾向があります。
このように、設置場所の材質や作業内容に応じて適した方式を選ぶことで、精度と快適性の両立が実現します。
静音性やデザインの良さで選ぶ
静音性やデザイン性は、MacBookと調和する作業環境を整えるうえで見逃せないポイントです。
静音設計のマウスはクリック音が抑えられており、図書館や会議中など静かな場所でも気兼ねなく使用できます。
さらに、MacBookは本体デザインにも高い評価があるため、周辺機器も洗練されたものを選ぶことで統一感が生まれます。
中でも、Pebble M350sは静音性とデザイン性を兼ね備えたモデルとして人気があり、外出先でもスマートに利用可能です。
このように、性能面だけでなく静音性や外観にも配慮することで、作業環境の心地よさがより向上します。
【形状別に紹介】MacBookAir・Pro対応のマウスおすすめ19選
この章では、MacBookAir・Pro対応のマウスを19個選定し、形状別に分類してそれぞれ紹介します。
今回紹介するマウスおよび選定基準は以下の通りです。
- ① Mac互換性:macOSでの動作確認が取れているか。MacBookで快適に使える設計になっているか
- ② 接続方式:BluetoothやUSB-C接続など、MacBookの仕様に合った接続方法に対応しているか
- ③ 携帯性:薄型・小型・軽量など、持ち運びやすく外出先でも使いやすいか
- ④ 機能性:静音性・トラックボール・エルゴノミクス・マルチペアリングなど、作業を快適にする機能があるか
- ⑤ 実績・信頼性:Amazonレビューなどで高評価を得ている実績があるか
- ロジクール MX Anywhere 3S
- ロジクール Pebble M350s
- Apple Magic Mouse
- ロジクール MX Master 3S MX2300
- ロジクール Lift M800
- ロジクール MX Vertical MXV1s
- エレコム CAPCLIP M-FCC2BRSBK
- サンワサプライ 400-MABT192
- ロジクール ERGO M575
- サンワサプライ 400-MA129
- ロジクール SILENT PLUS M331n
- サンワサプライ MA-ERGK9
- エレコム M-TM10BB
- ロジクール MX Anywhere 2S
- サンワサプライ MA-WBL37BK
- エレコム M-IR07DRSBK
- バッファロー BSMBW325
- Anker ワイヤレスマウス
- Amazonベーシック ワイヤレスマウス
それぞれのマウスのおすすめするポイントなどについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
MacBookAir・Pro対応のマウス① 薄型
まずはMacBook対応の薄型マウスについて5つ紹介します。
薄型マウスの分類基準は以下の通りです。
- 本体の高さ(厚み)が30mm以下程度で、バッグやポーチに入れてもかさばらない
- 製品説明に「スリム」「フラット設計」「持ち運びしやすい」などと記載されている
- 上面が平らに近く、操作時は手のひらを上からかぶせるように乗せる形
- モバイル・デザイン重視のモデルが多い
それぞれのマウスについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
ロジクール Pebble M350s
MacBookで静かに作業したい人には、ロジクール Pebble M350sが扱いやすい選択です。
このマウスはBluetoothに対応しており、MacBookのポートを使わずに接続できるため、ケーブル不要でデスク周りがすっきりします。
操作音がほとんどしない静音クリックと、手に収まりやすいスリムな形状が特徴で移動時にもかさばらず、カバンに入れても邪魔になりません。
Logi Boltレシーバーを使う場合はUSB-C変換アダプタが必要になりますが、Bluetooth接続であればMacBookとそのまま連携可能です。
このように、携帯性と静音性を重視する人にとって、MacBookとの相性が非常に良いマウスです。
サンワサプライ 400-MABT192
MacBookと持ち運びしながら使うなら、サンワサプライ 400-MABT192が便利です。
このマウスはBluetooth接続に対応し、スライドカバーを閉じればコンパクトに収納できるため、携帯性が高い設計となっています。
静音ボタンを採用しており、図書館やカフェのような静かな環境でも周囲に配慮しながら操作できます。
カバーを開くとフルサイズのマウスとして使えるため、コンパクトながら実用性も十分です。
ただし、戻るボタンはmacOSでは使用できない仕様となっており、操作に制限が生じる場合があります。
このように、省スペースと静音性を重視するモバイルユーザーにとって、MacBookとの相性が良好なモデルです。
エレコム CAPCLIP M-FCC2BRSBK
MacBookと一緒に携帯しやすいマウスを探しているなら、エレコム CAPCLIP M-FCC2BRSBKは注目のモデルです。
このマウスはキャップ付きの収納式デザインとなっており、使わないときは非常にコンパクトにまとめられます。
Bluetooth接続に対応しているため、MacBookのポートを使わずにワイヤレスで接続できます。
また、クリック音が小さい静音ボタンを採用し、周囲に配慮した使い方ができます。
また、リチウムイオン電池を内蔵しており、繰り返し充電して使えるのも利点の一つです。
このように、携帯性と静音性、そして利便性を兼ね備えたマウスとして、MacBookとの相性が良好です。
エレコム M-TM10BB
MacBookに合う薄型マウスを探しているなら、エレコム M-TM10BBは選択肢として検討できるモデルです。
このマウスは厚さ28mmの薄型設計で、Bluetooth接続に対応しており、MacBookのポートを使用せずにスムーズに接続が可能です。
クリック音が小さい静音ボタンを備えており、操作中のストレスを抑えた使い心地が得られます。
軽量でコンパクトなため持ち運びにも適しており、専用のポーチが付属しています。
長時間の作業では、手の大きさによってはフィット感に個人差が出る点には注意が必要です。
このように、携帯性と静音性を重視しながらMacBookと相性の良いマウスを求める方に向いた製品です。
サンワサプライ MA-WBL37BK
USBレシーバー式で安定した接続を重視するなら、サンワサプライ MA-WBL37BKも候補の1つです。
このマウスはBlueLEDセンサーを搭載しており、布や木目の天板など多様な素材の上でも正確に動作します。
超小型レシーバーが付属していて、MacBookに接続しても出っ張りが少ないのが特徴です。
ただし、USB-A接続のため、USB-CポートしかないMacBookでは変換アダプタが必要になります。
シンプルな2ボタン構成で操作がしやすく、持ち運びや収納のしやすさも魅力です。
このように、操作性とセンサー精度を重視するMacBookユーザーにとって、実用性の高いマウスです。
MacBookAir・Pro対応のマウス② 小型
この章では、MacBook対応の小型マウスについて解説します。
小型マウスの分類基準は以下の通りです。
- 本体サイズが幅60mm以下・長さ100mm以下程度
- 製品説明に「モバイルマウス」「コンパクトモデル」などと記載されている
- 一回り小さいサイズ感で、手の小さな方でも扱いやすい
- 持ち運びやノートパソコンと一緒に使う場面に適している
マウスの特徴や注意点、デメリットなどを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ロジクール MX Anywhere 3S
MacBookとの相性が良く、静かな環境でも快適に使えるのがロジクール MX Anywhere 3Sです。
このマウスはBluetooth接続とUSB-C充電に対応し、MagSpeedスクロールと静音クリックを搭載しています。
USB-Cポートを備えたMacBookと直接接続できるうえ、最大3台までのデバイスとペアリング可能で切り替えも簡単です。
また、MagSpeedホイールにより細かな作業や高速スクロールもスムーズにこなせます。
USBレシーバーを使う場合はLogi Boltが必要ですが、Bluetooth接続のみでも不自由なく扱えます。
このような特性から、MacBookと併用する場面で高い実用性を発揮するマウスです。
ロジクール MX Anywhere 2S
MacBookと複数のデバイスを併用している人には、ロジクール MX Anywhere 2Sが実用的です。
このマウスはFLOW機能を搭載しており、異なるOS間でカーソル移動やファイル転送が可能です。
MacBookとWindowsの両方を使う人にとって、作業の連携がしやすくなります。
BluetoothとUnifyingレシーバーの両対応で、接続方法も柔軟に選べます。
ホイールは左右チルトに対応しており、横スクロール操作も可能です。
ただし、充電にはMicro-USBを使用するため、USB-C接続が主流のMacBookとは端子が異なります。
このように、マルチOS環境で作業するMacBookユーザーに向いたマウスです。
サンワサプライ 400-MA129
MacBookと一緒に持ち歩く小型マウスを探しているなら、サンワサプライ 400-MA129は候補になります。
このマウスはBluetooth接続に対応しており、USBポートを占有せずに接続できる点が魅力です。
静音ボタンを搭載しているため、図書館やカフェでも周囲に気を配りながら作業を進めることが可能です。
ブルーLEDセンサーによって多様な素材の上での操作も安定し、重量は約30gと非常に軽く、持ち運びにも向いています。
ただし、サイズが非常にコンパクトなため、手が大きい人には操作しづらいと感じることがあります。
このように、静かな環境や外出先でMacBookを使う人に適したマウスです。
バッファロー BSMBW325
静音性と握りやすさを重視するなら、バッファロー BSMBW325は選択肢の1つになります。
このマウスはエルゴノミクスデザインを採用し、手にしっかりフィットする形状が特徴です。
静音スイッチを搭載しており、クリック音を気にせずに作業に集中できます。
BlueLEDセンサーによって、木製デスクや布製マット上でも安定した操作が可能です。
ただし、USB-Aレシーバーを使った無線接続のため、USB-CポートのみのMacBookでは変換アダプタが必要です。
乾電池式なので、バッテリー切れ時もすぐ交換できるという利点があります。
このように、作業環境を静かに保ちたいMacBookユーザーにとって実用的なマウスです。
MacBookAir・Pro対応のマウス③ エルゴノミクス
この章では、MacBook対応のエルゴノミクスマウスについて5つ解説します。
このマウスの分類基準は以下の通りです。
- 手首や腕の負担軽減を目的とした縦型や角度付きの設計
- 「エルゴノミクス設計」「自然な角度で握れる」などの記載がある
- 前腕のひねりを最小限に抑える構造になっている
- 縦型や側面が傾いた独特な形状が特徴
エルゴノミクスマウスは、腕や手首の負担が軽減できるといったメリットがあります。
次の見出しで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
ロジクール Lift M800
手首の負担を軽減したいMacBookユーザーには、ロジクール Lift M800が適しています。
縦型エルゴノミクスデザインにより、57度の角度で自然な手の位置を保てる構造です。
通常のマウスは手のひらを下に向けて使いますが、縦型マウスは手を横から添えるようにして握る設計になっており、前腕のひねりを抑えられます。
また、Bluetooth対応なので、MacBookのポートを使わずに接続できます。
静音クリック仕様のため、図書館やカフェでも音を気にせず操作が可能です。
加えて、小型設計なので手が小さい方にもなじみやすく設計されています。
ただし、通常のマウスと持ち方が異なるため、慣れるまでやや時間がかかることもあります。
このように、姿勢への配慮と静音性を重視するMacBookユーザーにとって実用性の高いマウスです。
ロジクール MX Vertical MXV1s
手首への負担を減らして作業したい人には、ロジクール MX Vertical MXV1sが有効です。
このマウスは57度の傾斜を持つ縦型デザインで、自然な握手の姿勢を再現する設計です。
高精度センサーにより、少ない手の動きでもポインタをスムーズに操作できます。
MacBookとはBluetooth接続が可能で、USBポートを使わずに使用できるのも利点です。
また、充電式のバッテリーを採用しており、電池交換の手間がかからないのと、本体サイズは大きめなので、手が小さい方には扱いにくさを感じることがあります。
このように、長時間の作業でも疲れにくいマウスとして、MacBookユーザーの生産性向上に貢献します。
ロジクール MX Master 3S MX2300
高機能なワイヤレスマウスを求めるMacBookユーザーには、ロジクール MX Master 3Sが適しています。
8000DPIの高精度センサーを搭載し、ガラス面でも正確なトラッキングが可能です。
MagSpeedスクロールと静音クリックにより、スムーズかつ静かな操作ができます。
Bluetooth接続に対応し、MacBookのUSBポートを占有せずに使用できます。
さらに、macOS対応のLogi Options+でアプリごとのボタンカスタマイズも可能です。
ただし、ロジクール MX Anywhere 3Sと比較するとサイズや重量が大きく、価格も高めであるため、持ち運びにはあまり向いていません。
このように、高精度と多機能性を重視するMacBookユーザーに適した一台です。
サンワサプライ MA-ERGK9
長時間の作業でも手首への負担を抑えたいMacBookユーザーには、サンワサプライ MA-ERGK9が適しています。
このマウスは横から手を添えるような独自のエルゴノミクス設計により、手首のひねりを軽減できます。
また、抗菌仕様で清潔に使える点も魅力のひとつです。
USB有線タイプのため、接続すればすぐに使用でき、電池切れの心配もありません。
ただし、USB-A端子のため、MacBookではUSB-C変換アダプタが必要になります。
さらに「戻る・進む」ボタンはmacOSで正しく動作しないことがあります。
このように、姿勢への配慮とシンプルな接続性を求める方に適したマウスです。
エレコム M-IR07DRSBK
コストを抑えてMacBook用の静音マウスを探している方には、エレコム M-IR07DRSBKが候補に入ります。
静音ボタンを搭載しており、クリック音を最小限に抑える設計です。
ワイヤレス接続タイプで配線が邪魔にならず、軽量なので取り回しもしやすくなっています。
赤外線LED方式を採用し、消費電力が少なく長寿命なのも特徴です。
ただし、接続はUSB-Aレシーバー経由のため、MacBookで使うにはUSB-C変換アダプタが必要になることやBluetooth接続には対応していないのが欠点であると言えます。
このように、静音性とコスト重視で選びたい方に適したベーシックなマウスです。
MacBookAir・Pro対応のマウス④ 標準
この章では、MacBook対応の標準型マウスについて4つ解説します。
このマウスの分類基準は以下の通りです。
- 左右対称や右手用のベーシックなマウス形状
- 特殊な傾斜や縦型構造がないシンプルな設計
- 製品説明に「スタンダード」「一般用途向け」などの表現がある
- 幅広い用途に適したクセのない使用感
標準型マウスでは、純正品のAppleマウスやAmazonのベーシックマウスなどを紹介しています。
次の見出しで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
Apple Magic Mouse(純正品)
MacBookとスムーズに連携できるマウスを探すなら、Apple純正のMagic Mouseが候補になります。
マルチタッチジェスチャーに対応しており、スクロールやスワイプなどをトラックパッドのように操作できます。
macOSとの互換性が高く、設定なしでペアリング可能です。
デザインもMacBookに調和し、USB-C to Lightningケーブルでの充電にも対応しています。
ただし、充電ポートが底面にあるため、充電中は操作できません。
また、クリック部分に物理的な境目がないため、クリック感に違和感を覚える人もいます。
このように、操作性とデザインの統一感を重視するMacBookユーザーにとって利便性の高い選択肢です。
ロジクール SILENT PLUS M331n
クリック音が気になるMacBookユーザーには、ロジクール SILENT PLUS M331nが適しています。
独自のSilentTouch技術を採用し、クリック音を大幅に抑えた静音設計が特徴です。
右手用に設計されたエルゴノミクス形状で、長時間の使用でも疲れにくくなっています。
USBレシーバーによる無線接続に対応しており、単三電池1本で最大24か月の長寿命を実現しています。
ただし、USB-Aレシーバーを使用するため、MacBookではUSB-C変換アダプタが必要です。
Bluetooth接続には対応していません。
このように、静音性と快適な操作性を求めるユーザーに向いた実用性の高いマウスです。
Anker ワイヤレスマウス
価格を抑えつつMacBookで使えるワイヤレスマウスを探すなら、Ankerのワイヤレスマウスがおすすめです。
基本的なクリックやスクロール操作に対応し、左右対称の形状で利き手を選ばず使用できます。
レシーバーによる無線接続で、安定した通信環境を実現しています。
ただし、クリック音は静音設計ではないため、図書館や会議中など音が気になる場面では注意が必要です。
また、macOS向けの専用カスタマイズ機能がないため、細かい設定調整には不向きです。
USB-Aレシーバーのため、接続にはUSB-C変換アダプタが必要になります。
このように、コスト重視で標準的な操作性を求めるMacBookユーザーに向いたモデルです。
Amazonベーシック ワイヤレスマウス
とにかく価格を抑えたいMacBookユーザーには、Amazonベーシック ワイヤレスマウスがおすすめです。
シンプルな構造で、基本的なクリックやスクロール操作に対応しています。
手に馴染みやすい左右対称デザインで、扱いやすさもあります。
レシーバーによる無線接続に対応しており、安定した通信が可能です。
ただし、静音設計ではないためクリック音はやや大きめで、macOS向けのボタンカスタマイズ機能は備わっていません。
また、接続はUSB-Aレシーバーのため、MacBookではUSB-C変換アダプタが必要になります。
このように、価格を重視しつつ最低限の機能を求める方に向いたマウスです。
MacBookAir・Pro対応のマウス⑤ トラックボール
この章では、MacBook対応のトラックボールマウスを1つ解説します。
分類基準としては、以下の通りです。
- マウス本体を動かさず、親指や指でボールを回してカーソルを操作する構造
- 本体に物理的なトラックボールが搭載されている
- 公式説明に「トラックボールマウス」「省スペース操作」などの記載がある
- 手首や腕を大きく動かす必要がない
トラックボールは、マウス自体を動かさないのでスペースをあまり使わないといったメリットがありますので、ぜひ参考にしてください。
ロジクール ERGO M575
スペースを取らないMacBook用マウスを選びたい方には、ロジクール ERGO M575がおすすめです。
このモデルはトラックボールタイプで、マウス本体を動かさずに親指操作だけでカーソルを動かすことが可能です。
手首や腕を動かす必要がないため、長時間作業の負担軽減にもつながります。
BluetoothまたはUSBレシーバーの2種類の接続に対応しており、MacBookとの相性も良好です。
電池1本で最大24か月使用できるため、バッテリー切れの心配も少なくなります。
ただし、トラックボールに慣れていないと最初は操作に違和感を覚えることがあります。
このように、ロジクール ERGO M575は省スペースと身体への負担軽減を重視するMacBookユーザーに向いたマウスです。
紹介したMacBookAir・Pro対応マウスランキング
今回紹介したMacBookAir・Pro対応マウスをランキングで順位付けしてみました。
順位付けの基準は以下の通りです。
- ① Mac互換性:macOSでの動作確認が取れているか、MacBookに最適化された操作性か
- ② 接続方式:BluetoothまたはUSB-C接続対応か。MacBookのポート事情に合っているか
- ③ 携帯性:薄型・小型・軽量など、モバイル用途に適しているか
- ④ 機能性:静音設計、マルチデバイス接続、高速スクロール、トラックボールなどの特徴
- ⑤ 実績・評価:Amazonレビューなどでの評価実績。人気や信頼性があるか
それぞれの特徴についても入れているので、ぜひ参考にしてください。
順位 | マウス名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | ロジクール MX Anywhere 3S | 小型・高機能・マルチOS対応。ビジネスから日常まで万能。 |
2位 | ロジクール Pebble M350s | 薄型・静音・デザイン性抜群でコスパ最強。 |
3位 | Apple Magic Mouse | Macとの親和性は圧倒的。純正ならではの快適ジェスチャー操作。 |
4位 | ロジクール MX Master 3S MX2300 | 高速スクロール+多機能。クリエイター向け高性能モデル。 |
5位 | ロジクール Lift M800 | 小型エルゴノミクス+静音。長時間作業にも最適。 |
6位 | ロジクール MX Vertical MXV1s | 手首の負担を大きく軽減。Macユーザーに合う縦型設計。 |
7位 | エレコム CAPCLIP M-FCC2BRSBK | スライド収納式で超軽量。Bluetooth接続も快適。 |
8位 | サンワサプライ 400-MABT192 | 薄型+静音+タッチスクロールの3拍子。携帯性重視なら◎。 |
9位 | ロジクール ERGO M575 | トラックボール初心者に最適。省スペースで疲れにくい。 |
10位 | サンワサプライ 400-MA129 | 30gの超軽量でモバイルワークに最適。 |
11位 | ロジクール SILENT PLUS M331n | 静音・高精度。シンプルに快適操作したい人向け。 |
12位 | サンワサプライ MA-ERGK9 | 抗菌・有線エルゴ設計でオフィスユースにぴったり。 |
13位 | エレコム M-TM10BB | プレゼン対応&携帯性◎のBluetooth薄型。 |
14位 | ロジクール MX Anywhere 2S | 前モデル。現行が手に入らない場合の代替。 |
15位 | サンワサプライ MA-WBL37BK | 薄型軽量ながら価格重視のエントリーモデル。 |
16位 | エレコム M-IR07DRSBK | 電池持ちがよく、低価格。Bluetooth非対応。 |
17位 | バッファロー BSMBW325 | 超小型・超低価格。Macとの相性は限定的。 |
18位 | Anker ワイヤレスマウス | 格安マウス。基本性能はあるがMac最適化はされていない。 |
19位 | Amazonベーシック ワイヤレスマウス | 最安マウス。MacBookには機能不足。 |
MacBookAir・Pro対応マウスの設定・繋げ方
MacBook Air・Pro対応マウスの繋げ方は以下の3つあります。
- Bluetoothでの繋げ方
- USBレシーバー付きマウスの繋げ方
- 有線マウスの繋げ方
それぞれの繋げ方について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Bluetoothでの繋げ方
MacBookでBluetoothマウスを使うには、macOSの設定からペアリングを行う必要があります。
Bluetooth接続ならケーブル不要でデスクがすっきりし、ポートを占有しないのが利点です。
マウスとMacBookをBluetoothの繋げ方は、以下の通りです。
-
STEP1システム設定を開くシステム設定の「Bluetooth」を開いて、マウスを検知してもらう
-
STEP2マウスを選択する「接続」をクリックする
Magic MouseやPebble M350sなどのモデルであればこの手順で認識されます。
このように、Bluetooth機能を活用することでMacBookとマウスをスムーズに接続できます。
USBレシーバー付きマウスの繋げ方
MacBookでUSB付きマウスを使うには、レシーバーをポートに接続して動作を確認する必要です。
USBレシーバー式は自動で認識されることが多く、ドライバ不要で手軽に使える点が利点です。
ただし、MacBookはUSB-Cポートのみのモデルが主流のため、USB-Aタイプの場合は変換アダプタが必要になります。
USB-Cに直接対応したレシーバー付きマウスであれば、そのまま差し込むだけで接続することが可能です。
USBマウスの接続方法は以下の通りです。
-
STEP1USBハブなどにUSBを接続する
変換アダプター(ハブ)などにUSBを接続してください。 -
STEP2マウスの電源をつける
マウスの電源を画像の通りつけます。 -
STEP3マウスが動くかどうかチェックする
マウスが正常に動けば接続されたことになります。
ロジクールやバッファロー製品など、一般的なUSBマウスであれば問題なく動作します。
このように、使用するマウスの接続端子に合わせて準備すれば、USB接続でも快適に利用できます。
有線マウスの繋げ方
MacBookで有線マウスを使うには、USBケーブルをポートに接続するだけで基本的に使えます。
有線タイプは電池切れの心配がなく、安定した動作ができるのがメリットです。
また、通信の遅延や接続トラブルが少ないため、反応速度を重視する作業にも適しています。
ただし、USB-A端子のマウスを使用する場合は、USB-Cへの変換アダプタが必要です。
一部の製品にはUSB-C端子が搭載されており、直接MacBookに接続できます。
このように、信頼性と扱いやすさを求める場合は、有線マウスも実用的な選択肢だと言えます。
MacBookAir・Pro対応のマウスが接続できない時の対処法
MacBook AirやProにマウスを繋げたとして接続ができない時もあります。
その場合の対処法は以下の通りです。
- マウスやMacBookの電源を切って再起動する
- Bluetoothが有効かチェックする
- ケーブルを接続して充電があるかチェックする
- ワイヤレス接続に干渉がないかチェックする
繋がらない場合は、MacBook自体の再起動などを試すことをおすすめします。
マウスが利用できなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
マウスやMacBookの電源を切って再起動する
マウスやMacBookの電源を一度切って再起動すると、接続トラブルが解消されるケースがあります。
一時的なバグやBluetooth設定の不具合がリセットされ、接続が正常に戻ることがあるから。
マウスはスイッチを切った後に再度電源を入れ直し、MacBookはシャットダウン後に再起動してください。
また、MacBook側でBluetoothを一旦オフにしてから再度オンにするのも効果的です。
Bluetooth接続の代表的なマウスである「Magic Mouse」や「Pebble M350s」などでも再起動によって反応が戻る可能性があります。
このように、電源の入れ直しを試すことで、マウスが再び使える状態に戻せます。
Bluetoothが有効かチェックする
マウスがMacBookに接続できないときは、Bluetoothが有効になっているかも確認しておく必要があります。
Bluetoothがオフになっていると、設定を見直しても接続できないからです。
MacBookの画面右上にあるBluetoothマークをクリックし、オンになっているかをチェックしてください。
オフの場合はクリックしてオンに切り替え、マウスが自動的に認識されるか確認します。
また、「システム設定」→「Bluetooth」から一覧にマウスが表示されているかも確認してください。
このように、MacBook側のBluetooth設定を確認することで、接続トラブルの原因の絞り込みができます。
ケーブルを接続して充電があるかチェックする
BluetoothマウスがMacBookに接続できないときは、マウス本体の充電残量があるかを確認してください。
充電が切れていると電源が入らず、Bluetoothも機能しないため、接続ができなくなります。
マウスに付属しているケーブルを使って充電し、数分経ってから再度電源を入れて接続を試してください。
Magic Mouseの場合、LightningケーブルをMacBookに接続すれば充電が開始されます。
充電中はランプが点灯したり、MacBookのBluetooth設定にバッテリー残量が表示されることもあります。
このように、マウスが正常に動作するか確認するために、まずは充電状態をチェックすることが大切です。
ワイヤレス接続に干渉がないかチェックする
BluetoothマウスがMacBookに接続しづらいときは、周囲の電波干渉が原因になっている可能性も考えられます。
電子レンジやWi-Fiルーターなど、同じ2.4GHz帯の電波を使う機器が近くにあると、通信が不安定になるからです。
Wi-Fiに接続中のMacBookで、メニューバーのWi-Fiアイコンをoptionキーを押しながらクリックすると、現在の周波数帯(2.4GHzまたは5GHz)を確認できます。
2.4GHzが表示されている場合は、Bluetooth電波に干渉している可能性があるので、5GHzに変更するなどの対策をしてください。
USBレシーバー式マウスでは、ポートの位置を変えることで通信が安定することもあります。
このように、周囲の電波状況を確認し環境を見直すことで、接続不良の改善につながります。
MacBookAir・Pro対応のマウスがいらないのはトラックパッドで十分な人
MacBookのトラックパッドで十分な操作ができる人には、マウスをわざわざ用意する必要はありません。
トラックパッドはマルチタッチ操作やジェスチャー機能が充実しており、指先の動きで自然にクリックやスクロール、拡大縮小といった操作を行えるからです。
外出先で作業する機会が多い人や、デスクスペースをすっきり保ちたい場合には、トラックパッドだけで効率的に作業を進められます。
カーソルの移動やウィンドウの切り替えもスムーズで、追加の周辺機器がなくても十分に対応可能です。
このように、トラックパッドの機能を活かしている人にとっては、MacBook単体でも快適に操作を続けられます。
目線を高くしたい人はマウスが必要な場合も
MacBookをスタンドに乗せて目線を高くする場合、マウスを用意すると快適に作業しやすくなります。
スタンドを使うと、トラックパッドに手が届きにくくなり、操作性が低下するためです。
MacBookと外部ディスプレイを組み合わせてデュアルモニターで作業する人や、猫背を防ぎたい人にはマウスと外付けキーボードの併用が適しています。
特にクラムシェルモードで使用する場合、画面を閉じたまま操作することになるため、マウスなしでは効率的な操作が難しくなります。
このように、姿勢改善や作業環境の向上を意識するなら、MacBookにマウスを組み合わせるのがおすすめです。
MacBookAir・Pro対応のマウス まとめ
MacBookにマウスを導入することで、作業効率や姿勢改善に大きくつながります。
トラックパッドでは補いにくい細かい操作や長時間の使用には、マウスの方が快適な場合があります。
なお、BluetoothやUSB-C接続に対応したモデルを選べば、MacBookとの互換性も問題ありません。
さらに、使用目的に応じて形状や機能、静音性などを確認することで、自分の使い方に合ったマウスを見つけやすくなります。
今回紹介した19モデルは、携帯性・精度・機能性のバランスが取れており、実用性を重視する方に向いています。
このように、作業スタイルや環境に応じてマウスを選ぶことで、MacBookの操作性をより高めることが可能です。
