MacBookの中古品は以下のお店で購入してください。
- Apple認定済整備品
- ゲオオンラインストア
- イオシス
中古のMacBookはAppleの公式か大手の中古専門店から購入するようにしてください。
一方で、買ってはいけない中古MacBookの特徴は以下の通りです。
- オークションやフリーマーケット
- Amazon整備済製品
- リサイクルショップ
よくわからないようなお店や個人からは買わないようにしてください。
この記事では、MacBookの中古品はどこで購入すべきかや買ってはいけない中古MacBookの特徴について、MacBook歴8年の編集長である小室が解説します。
記事を読むと、購入すべき中古Macbookの特徴がわかりますのでぜひ参考にしてください。
【どこで買う】中古MacBookの購入におすすめのお店3選
中古MacBookを購入するにあたって、おすすめのお店は以下の3つです。
- Apple認定済整備品
- イオシス
- ゲオオンラインストア
中古品はフリーマーケットアプリなどは利用せず、中古品販売店やApple公式サイトから購入してください。
次の見出しで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Apple認定済整備品
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 新品価格の約85%程度 |
保証内容 | ・メーカー保証 ・Apple Care加入 |
在庫 | それほど多くない |
送料 | 無料 |
ポイント利用 | なし |
支払い方法 | ・クレジットカード ・コンビニ支払い ・代金引換 ・オリコショッピングローン |
中古のMacBookを購入する際にまず検討するのは「Apple認定済整備品」です。
何らかの理由で返品されたApple製品を、Apple社が修理して再度販売する製品のこと。
認定済整備品のメリットは、Apple本体が発売をしており安心感が大きい点です。
Appleが販売している認定済整備品は、返品された商品のバッテリーなどを取り替えた上で発売しているため、故障のリスクが低いです。
また、充電ケーブルなどの付属品もついているので、ご自分で別で買わなくても問題ありません。
中古のMacBookの購入を検討している場合は、Apple認定済整備品は第一候補です。
イオシス
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 新品の60%〜70%程度 |
保証内容 | 3ヶ月 |
在庫 | 多い |
送料 | 640円〜 |
ポイント利用 | なし |
支払い方法 | ・クレジットカード ・Amazon Pay ・Apple Pay ・代金引換 ・郵便振替 ・銀行振込 |
次は老舗の中古ショップである「イオシス」です。
イオシスで中古のMacBookを購入するメリットは以下の通りです。
- 在庫数が充実しており品切れの可能性が低い
- 価格が安い
- 製品のランク付けがされていて選びやすい
- 販売店保証が3ヶ月ついている(未使用品は6ヶ月間)
中古品を購入する上でリスクになるのは保証の有無ですが、イオシスは3ヶ月保証がついており動作不良・初期不良は無料で返品対応できます。
また、製品のランクは以下のように定義付けられています。
商品ランク | 状態 |
---|---|
新品 | 未開封商品 |
Sランク | 開封済みだが、未使用品 |
Aランク | 動作・機能に対して問題ない商品 |
Bランク | 動作や機能は問題ないが傷や汚れがある |
Cランク | 動作や機能は問題ないが傷や汚れが多い |
SランクからCランクが中古品で、上にいくほど状態が良いとされています。
ゲオオンラインストア
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 新品の70〜80% |
保証内容 | 30日間 |
在庫 | あり |
送料 | 無料(2,000円以上の買い物限定) |
ポイント利用 | なし |
支払い方法 | ・クレジットカード ・後払いペイディ ・代金引換 |
全国展開している中古品販売店の「ゲオ」では、オンラインストアも運営しており、MacBookを購入できます。
ゲオオンラインストアを使うメリットは以下の通りです。
- 在庫数が充実している
- 保証があるので安心
- 送料は実質無料
- 製品がランク付けされているので選びやすい
ゲオオンラインストアには、MacBookの在庫が500件以上取り揃えており、最新のM3チップなども売られています。
また、状態がイオシスと同様にSランクからCランクに分られており、安心して製品を選択することが可能です。
なお、ランクは以下のように定義されています。
商品ランク | 状態 |
---|---|
新品 | 未開封商品 |
Sランク | 開封済みだが、未使用品 |
Aランク | 動作・機能に対して問題ない商品 微細な汚れがある |
Bランク | 動作や機能は問題ないが傷や汚れがある 小さなひび割れがあり |
Cランク | 動作や機能は問題ないが傷や汚れが多い 本体に割れがある |
製品選びに迷った場合は、表にあるランクを参考にするのがおすすめです。
買ってはいけない中古MacBook3選
逆に中古MacBookを買ってはいけないお店3選は以下の通りです。
- オークションやフリーマーケット
- リサイクルショップ
- Amazon整備済製品
ここから購入すると、最悪の場合ジャンク品を買わされることもあり得るので、買わないようにしてください。
オークションやフリーマーケット
オークションやフリーマーケットで売られている中古MacBookは購入しないでください。
理由は以下の通りです。
- 動作確認されていない場合が多いから
- 保証がないから
- トラブルになると処理が面倒だから
- 相場よりも高い価格で売られているから
オークションやフリーマーケットの場合だと、壊れたMacBookを買わされる可能性もあるので、私はおすすめしません。
個人間取引をせずに、先ほど紹介したイオシスなどの中古ショップを利用してください。
リサイクルショップ
古着や家電製品など中古品を幅広く扱うリサイクルショップの中古MacBookも購入してはいけません。
リサイクルショップは、専門店が行う最低限の動作確認がされていない場合が多いからです。
中古のMacBookで動作確認をするべきポイントはOSの不具合やバッテリーの状態、アクティベーションロックの解除など多岐に渡ります。
そのため、専門の中古販売店でMacBookを購入するのが安心だと言えます。
Amazon整備済製品
Amazon整備済製品の中古MacBookもおすすめしません。
理由は以下の通りです。
- ショップの当たり外れが多過ぎるから
- 個体の当たり外れが多いから
- 価格が高いから
Amazon整備済製品は当たり外れがあるのがデメリットです。
私はWindowsのAmazon整備品を購入したことがありますが、1ヶ月で壊れてしまい使い物にならなくなりました。
買うならM1チップ以降の中古MacBookが狙い目
中古のMacBookを買うのであれば、M1チップ以降のモデルが狙い目です。
理由は以下の通りです。
- インテルのCPUに比べると高速に動くから
- OSのサポート期間がまだあるから
個人的にパソコンは、価格よりも性能を重視すべきだと考えています。
MacBookにはインテル製と自社製のCPUが2種類ありますが、より新しいのは自社で作ったCPUです。
また、インテルCPUのMacBookはあと2〜3年以内にOSのサポートが終了して、セキュリティのリスクが高まります。
一方で自社開発のチップを搭載したMacBookは、あと4〜5年近くOSのサポートが受けられるので、CPUがインテル製のMacBookより長く使えます。
したがって、中古のMacBookを買うのであれば2021年以降に登場したM1チップ以降のモデルを購入すべきです。
中古MacBookの購入をおすすめする理由
中古MacBookを購入するのは、編集長個人としてはありだと考えています。
その理由は以下の4つです。
- 値段が新品より安いから
- 新モデルが毎年発売するから
- 型落ちでも高性能だから
- 中古ショップの購入はリスクが低いから
中古のMacBookを購入しようか迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
値段が新品より安いから
中古の方が新品よりも安いことが、中古のMacBookをおすすめする理由です。
円安の影響もあり、MacBookは年々高額になっています。
例として、最新のMacBook Air M3 13インチは一番低いスペックでも15万円を超えます。
例として、新品とイオシスの中古品の価格差を以下の表で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
機種 | 中古品価格 | 新品価格 |
---|---|---|
MacBook Pro 14インチ 18GBメモリ 1TBストレージ | 265,800円(Cランク) | 308,800円 |
MacBook Pro 14インチ 18GBメモリ 1TBストレージ | 282,800円(Aランク) | 308,800円 |
MacBook Air 13インチ 8GBメモリ 512GBストレージ | 157,800円(Aランク) | 194,800円 |
MacBook Air 15インチ 8GBメモリ 256GBストレージ | 159,800円(Aランク) | 198,800円 |
新モデルが毎年発売するから
MacBookはほぼ毎年新モデルが発売されることも、中古MacBookの購入をおすすめする理由の一つです。
過去のMacBookの発売日の一覧は以下の通りです。
モデル | 発売時期 |
---|---|
Macbook Air | M3モデル13インチ:2024年3月8日 M3モデル15インチ:2024年3月8日 M2モデル13インチ:2022年7月 M2モデル15インチ:2023年6月 M1モデル13インチ:2020年11月 |
Macbook Pro | M3/M3 Pro/M3 Maxモデル14インチ:2023年11月 M3 Pro/M3 Maxモデル16インチ:2023年11月 M2 Pro/M2 Maxモデル14インチ:2023年2月 M2 Pro/M2 Maxモデル16インチ:2023年2月 M1 Pro/M1 Maxモデル14インチ:2021年10月 M1 Pro/M1 Maxモデル16インチ:2021年10月 M1モデル13インチ:2020年11月 |
表を見てもわかる通り、ほぼ1年おきに1回MacBookが発売されていることがわかります。
つまり、性能が高かろうがすぐに型落ちになってしまうということ。
したがって、新品よりも価格が安くなった型落ちを狙った方がお買い得だと言えます。
型落ちでも高性能だから
MacBookは型落ちの商品でも十分過ぎるほど高性能なのも、中古MacBookでも問題ないと言える理由の一つです。
例として、4Kなどの動画を編集する場合はパソコンのメモリなどをそれなりの性能にしなければなりません。
PCへの負荷が高い動画編集をする方にとっては最新のM3モデルが魅力的ですが、型落ちのM1やM2でも動画の書き出しで不便に感じることはほとんどありません。
中古ショップの購入はリスクが低いから
中古MacBookの購入をおすすめする理由として、イオシスなど専門店での購入はリスクが低いからです。
先ほど紹介したオークションなどの個人間契約には保証はありません。
一方で、イオシスやゲオオンラインストアなどの中古ショップで購入すれば初期不良・動作不良に関しては無償で交換・返品対応をしてくれます。
中古MacBookを買う時の注意点
中古MacBookを買うのは様々なメリットがある一方で、以下の3点に注意する必要があります。
- サポート期間に余裕があるMacBookを買う
- バッテリーの残量をチェックする
- アクティベーションロックが解除されているか確認する
挙げるポイントを考慮して購入しないと、すぐに買い替えをしなければならない事態になるので、必ずチェックしてください。
サポート期間に余裕があるMacBookを買う
MacOSのサポート期間に余裕があるMacBookを買ってください。
理由は、サポート対象外になるとアプリや周辺機器との互換性に問題が出る、新しい機能が使えず不便だからです。
なお、OSのサポートが終了してもセキュリティアップデートは続くため、すぐに使えなくはならないです。
ただし、MacOSのサポート期間終了から5年ほどでセキュリティのサポートも終わるので、新しいモデルの中古MacBookを購入するに越したことはありません。
なお、2024年秋にリリースされた「Mac OS Sequoia」の対象機種は以下の通りです。
バージョン | |
---|---|
MacBook Air |
|
MacBook Pro |
|
表以外のMacBookに関してはサポート対象外となっているので、購入しないことをおすすめします。
バッテリーの残量をチェックする
中古MacBookを購入する場合は、バッテリーの残量をチェックしてください。
MacBookに内蔵されているバッテリーは、充電と放電を繰り返すと劣化して蓄えられる電力量が減るからです。
Apple整備済製品であれば、バッテリーが交換されているので残量の心配は必要ありませんが、イオシスやゲオオンラインストアなどは、バッテリーは交換されていません。
ゲオやイオシスでは、MacBookが「S」〜「C」ランクに格付けされているので、ランクの良さで判断するのがおすすめです。
以下が新品に近いバッテリーを持つMacBookの特徴です。
- 「S」「A」ランクと格付けされている
- 発売時期が現在に近い
なお、MacBookのバッテリーの最大容量は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態のiボタン」をクリックすると確認できます。
この画像は私のMacBook Air M3モデルのバッテリー容量です。
2024年7月に購入したのでまだ100%ですが、充電と放電を繰り返すと徐々にこのパーセンテージが減っていきます。
最終的には最大容量の80%が下限となっており、そこからは落ちません。
長く使うためにも、バッテリーの最大容量が100%に近いMacBookを選んでください。
アクティベーションロックが解除されているか確認する
アクティベーションロックが解除されているかどうかもチェックすべきポイントです。
盗難や紛失時に第三者に利用されないようにApple製品をロックする仕組みのこと。
通常中古販売店では、事前にロックがかかっているかどうかチェックするため心配は要りません。
ただし、オークションなどで購入する場合は、アクティベーションロックが解除されていないケースも十分に考えられます。
なお、アクティベーションロックは第三者が解除できないので、前の利用者本人に解除してもらう必要があります。
中古のMacBookをどこで買うかに関するよくある質問
最後に中古のMacBookをどこで買うかに関するよくある質問を2つ紹介します。
- Q:中古MacBookを買うのにおすすめのサイトはどこですか?
- Q:ビックカメラでMacBookの中古品は販売されていますか?
中古MacBookの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
Q:中古MacBookを買うのにおすすめのサイトはどこですか?
中古MacBookを買うするのにおすすめのサイトは以下の3つです。
- イオシス
- Apple認定整備済製品
- ゲオオンラインストア
挙げた3つのサイトは、品質や価格ともにお買い得となっています。
もし、中古MacBookを購入するのであれば、この3つから選ぶようにしてください。
Q:ビックカメラでMacBookの中古品は販売されていますか?
編集長の方でビックカメラにMacBookの中古品がないか確認しましたが、2024年10月28日現在では存在しませんでした。
中古品なので、いつ売り出されるかもわかりません。
ビックカメラで待つよりも、在庫があることを確認できるイオシスやゲオオンラインストアでMacBookを購入するのがおすすめです。
中古のMacBookをどこで買う まとめ
MacBookの中古は以下のお店で買うのがおすすめです。
- Apple認定整備済製品
- イオシス
- ゲオオンラインストア
挙げたお店であれば、中古のMacBookを安全に購入できる可能性が高いです。
一方で、中古MacBookを購入してはいけないお店は以下の3つになります。
- Amazon整備済製品
- リサイクルショップ
- オークションやフリーマーケット
この3つから購入した場合、最悪の場合ジャンク品を掴まされてお金だけ取られる格好になりかねません。
また、MacOSのサポート期間の観点からM1チップ以降の中古MacBookを購入してください。
記事を読んで、ぜひ理想の中古MacBookを購入してくださいね!
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