この記事を読んでいる方は、上記のようなことを考えているのではないでしょうか？
楽天モバイルは、楽天グループが運営している携帯会社であり、基本料金の安さやキャンペーンの多さに定評があります。
一方で、全国に回線の整備が進んでいないためか、一部地域ではつながらないという声も聞かれています。
今回の記事では、楽天モバイルの地方での通信速度の測定結果とお得なキャンペーン、楽天モバイルの通信速度に関する評判や口コミについて紹介しますので、ぜひ参考にしてください！
- 楽天モバイルは大都市圏に住んでおりかつ楽天サービスをよく使っている方におすすめの携帯会社
- 楽天モバイルは地方ではまだまだ整備が進んでいない
- 全国に通信網が整備されるのは早くても1〜2年後になる可能性が高い
楽天モバイルの通信速度を編集長のiPhoneSEを使って実測定！
- 日時：2023年12月30日午後2時半ごろ
- 場所：茨城県高萩市高浜町
1年経過してスピードを計測しましたが、さらに速くなっていました。
70Mbps超えは私の東京の自宅の光回線並みのスピードです。
ただ、時間によってスピードは違うので、参考程度と考えてください。
快適にサービスを利用するための速度目安一覧
それぞれのサービスを快適に利用するための速度目安は以下の通りです。
| 利用目的 | 必要な回線速度 |
|---|---|
| LINEやSNSを利用 | 1Mbps |
| Webサイト閲覧 | 3Mbps |
| YouTubeの動画再生 | 5〜10Mbps |
| 複数のYouTube動画を同時に再生 | 10〜30Mbps |
| 複数端末でHD動画を再生 | 30〜50Mbps |
| オンライン・ビデオ会議 | 50Mbps〜 |
| 4K再生やFPSゲーム利用 | 100Mbps〜 |
引用元： Googleヘルプページ
楽天モバイルの通信速度に関する良い評判・口コミ
楽天モバイルの通信速度について実際に使った方々の良い評判や口コミについて紹介します。
エリア内に住んでいる＆回線速度も安定している
楽天モバイルはエリア内に住んでたら、使い放題。
回線速度もなかなか良さそう。
うちは楽天エリア外なのでauに借りてる遅い回線。でもユーチューブは見られるし、ニュースアプリとかも問題ない。
重いゲームとかしんどいのかな？
— tumugi50bot (@tumugi50bot) December 27, 2021
楽天モバイルは、自社回線内ですと基本的に回線速度が安定しています。
先述の私が独自で計測した場合でも、楽天モバイルは安定して速度が出ていました。
楽天モバイルの5Gはかなり速い
https://twitter.com/otokiti_sunzen_/status/1473599746044739587
楽天モバイルではn77オンリーのiPhone 13 ProとAQUOS sense5G (A004SH)では500～600Mbps前後、n257オンリーのGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bでは1.6Gbps程度だから、Smartphone for Snapdragon Insidersは普通にn257で速度は出る方だと思う。
— ぱおぱお (@paopao0128) September 25, 2021
楽天モバイルは他の大手キャリアと同様で、次世代通信システムである「5G」世代の回線整備を進めています。
5G回線になると、従来の4G回線に比べて圧倒的に速度が早くなるため、動画が見やすくなることやできることが増えるのが期待されます。
料金が安くなったにもかかわらず速度が上がった
楽天モバイル、無茶苦茶速い！これみ無料はすごい！京都です！
— sujmt (@susumuaaaaa) May 24, 2020
楽天モバイルは他の大手キャリアに比べて料金が比較的安くすみます。
1GB以下の利用量であれば、月間の通信料金は無料ですし、無制限で利用したとしても3,278円(税込)と非常に安く利用できます。
楽天モバイルの通信速度に関する悪い評判・口コミ
楽天モバイルはコスパの良い通信回線などの声が上がっていた一方で、ネガティブな書き込みをしている方も一部います。
この章では、楽天モバイルの通信速度に関する悪い評判・口コミについて解説します。
プラチナバンドではないので電波が入りづらいところがある
楽天モバイルのルーター器が来てから速度制限から解放されてめっちゃ通信が早くて最高だぜ 普通に今は無料で最大3300円で今の状態なら神 そして、今の奥まった風呂とかにプラチナバンドでない楽天バンドの電波は入り込めることはあるのだろうか
— ニクソン 新 (@sshinka444) December 23, 2021
楽天モバイル、参入する前に「プラチナがないと」って表明していれば良かったのに。
— 石川 温 (@iskw226) October 22, 2021
楽天モバイルはプラチナバンドではないので、電波が入りづらいエリアが一部存在しています。
「プラチナバンド」とは携帯電話の利用に最も適した周波数帯を指しており、現在はSoftbank、au、Docomoの3社が占めています。
楽天モバイルも、尾プラチナバンドの周波数を割り当ててもらおうと動いていますが、他の大手3社がなかなか首を縦に振らないため実現していません。
そのため、鉄筋コンクリートや地下鉄といった電波が減衰しやすいところですと楽天モバイルは速度が遅くなることがあるようです。
【大阪】楽天モバイル回線エリアにもかかわらず電波が届かない
楽天モバイル回線エリア内にもかかわらず、つながらないということも楽天モバイルではあります。
これは、原因が基地局からの電波が届いていないことや「プラチナバンド」ではないことが挙げられます。
大阪の地下鉄や商業施設でも電波が悪いところもありますから、地方都市だとまだ基地局すらないので圏外になる可能性も否定できません。
楽天モバイルは京王線の仙川・つつじヶ丘の間だと圏外になるようですw#楽天モバイル #楽天モバイル被害者の会
— こむろけいすけ@4ヶ月で18kgのダイエットを達成した人 (@komuron28) December 26, 2021
なお、私も京王線で移動した際に東京都内の仙川・つつじヶ丘の間で圏外になりました。
エリアマップはあくまでも目安なので、参考程度にしておいた方が良いでしょう。
動画をたくさん見たい人にはきつい
【楽天モバイルのデメリット】
① 昼と夕方の通信速度が遅い
② iphoneがない① 通信速度の件は
安さを考慮すればそこまで大きな問題ではない！
(と、私は思います)
動画とかたくさん見たい人はきついかも。② iphoneはSIMフリーのやつを買うしかない#貯金
— まりこ@夫婦で貯金1000万円を目指す (@maricoco_chokin) December 26, 2021
こちらのツイートでは「楽天モバイルで動画を見る場合は途切れ途切れになる可能性がある」といった旨が書かれています。
私も楽天モバイルで動画を見ますが、動画を見ていて止まるといったことは今までありません。
ただ、YouTubeの4K動画などは50Mbpsは最低でも欲しいですから、見辛くなる可能性はあります。
楽天モバイルの特徴
引用元：楽天モバイル公式サイト
下記の表で楽天モバイルの基本情報について記載していますので、ぜひ参考にしてください。
スライドできるよ！
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| プラン料金 |
1〜3GB：1,078円(税込) 3〜20GB：2,178円(税込) 20GB〜：3,278円(税込) ※楽天エリア回線外は5GBまで速度制限なしで利用可(5GBを超えると1mbpsの速度制限) |
| 国内通話料金 | RakutenLinkを利用すると無料 ※普通の電話アプリを利用すると20円/30秒 |
| 海外データローミング | 基本料金に海外データローミング2GB分を含んでいる |
| ネットワーク接続方法 | 4G/5G |
| メールアドレス提供 | Rメール |
| 他サービスとの連携 | 楽天市場での買い物が＋1% |
| オプション | 月額＋980円で国際通話かけ放題 月額＋398円で楽天専用Wi-Fiに街中で接続し放題 月額＋500円でパートナー回線エリアのデータ追加が可能 |
| 申込方法 | 店頭・オンライン両方 |
この章では、楽天モバイルの特徴について解説します。
楽天回線エリアであれば容量が使い放題
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は楽天絵エリアでは高速通信を無制限で利用できます。
楽天モバイルの公式アプリでもある「my RakutenMobile」を見てみると、自社回線に接続しているかパートナー回線に接続しているかがわかります。
画像は私の「My RakutenMobile」です。
画像のように「自社回線接続中」の文字が表示されていれば、楽天モバイルの回線に接続しています。
自社回線に繋がることで以下のようなことができます。
- Youtubeの動画視聴やSNSの容量を気にせずにできる
- 長時間のオンライン会議でも容量を気にすることがない
- デザリングによりPCのWi-Fi接続ができる
- 複数台持ちであれば、一方のスマホのデータ容量を削減できる
- ポケットWi-Fi代わりになるので、外出時でも使える
パートナー回線エリアは5GBを超えると1mbpsの速度制限がかかる
楽天モバイルは「自社回線エリア」と「パートナー回線エリア」に分かれており、パートナー回線エリアに関しては5GBの容量制限があります。
もし、パートナー回線エリアで5GBを超えて使用することがある場合は、1Mbpsの速度制限がかかりますので注意してください。
他の携帯キャリアより基本料金が安め
引用元：楽天モバイル 料金｜楽天モバイル
他社の利用料金と比較しましたので、ぜひ参考にしてください。
スライドできるよ！
| キャリア名 | 料金一覧 | 速度制限 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル |
1〜3GB：1,078円(税込) 3〜20GB：2,178円(税込) 20GB〜：3,278円(税込) |
・楽天回線は無制限で利用可能 ・au回線であれば月5GBまで高速で通信 |
| SoftBank「ミニフィットプラン＋」 | 月額5,478円(税込) | 月3GBまで高速通信可能 |
| ドコモ「5Gギガライト」 | 月額6,765円(税込) | ・月5GBまで高速通信可能 |
| au「ピタットプラン 4G LTE（新auピタットプランN）」 | 月額6,765円(税込) | ・月7GBまで高速通信可能 |
他のキャリア携帯と比較しましたが、楽天モバイルが料金、通信容量の両面で優れていることがわかります。
3大キャリアとの差額は3,000円以上になっており、年間で36,000円の通信費の節約が可能です。
楽天ひかりとセットで利用するとさらにお得に！
上記の通りで、楽天モバイルと一緒に利用するべき光回線は楽天ひかり一択です。
楽天ひかりの詳細情報は以下の通りです。
スライドできるよ！
| 項目 | マンション | 戸建て |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0～12ヶ月目：1,980円(※楽天モバイル利用者であれば1年間無料） 13ヶ月目～：4,180円 |
0～12ヶ月目：3,080円(※楽天モバイル利用者であれば1年間無料) 13ヶ月目～：5,280円 |
| 開通工事費用 | 16,500円 | 19,800円 |
| 事務手数料 | 880円 | |
| 契約期間 | 3年(途中解約すると10,450円の違約金が発生) | |
| 契約期間中の実質料金総額 | 161,260円(税込) | 204,160円(税込) |
| 契約期間中の実質月額料金 | 4,481円(税込) | 5,671円(税込) |
| 最大・平均通信速度 | 1Gbps(最大) ダウンロード：218.96mbps(平均) アップロード：183.86mbps(平均) |
|
| 提供エリア | 全国 | |
楽天モバイルに加入している方であれば、楽天ひかりの基本料金が1年間無料のキャンペーンを実施しているのも特徴です。
他社キャリアのような申込をしなければ恩恵を受けられないわけではなく、楽天モバイルと併用すると必ずキャンペーンをもらえるのも魅力的なポイントです。
楽天ひかりの評判や口コミを掲載した記事がこちらにありますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。
まとめ
結論から述べると、楽天モバイルは地方だとまだまだ整備がされていないという実情がありました。
楽天モバイルは、料金が安いというメリットがある一方で、まだ全国に通信網が整備されていないため、楽天回線が普及していないエリアも存在しています。
楽天モバイルが大手キャリア会社のように、全国津々浦々で回線網が整備されるのは早くても2〜3年後になります。
東京や大阪といった大都市圏はともかく、地方都市で楽天モバイルを利用する場合は、しばらく不便さを受け入れる必要があります。
もし気になった方がいましたら、楽天モバイル公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか？
