10GBはどれくらい利用できる？動画やゲームの通信量の目安や制限にあわないための対処法、かからないコツについて解説

この記事では、上記のような疑問を解決します。

10GBの場合動画視聴、ゲームプレイなどで以下の通り時間がかかります。

容量が足りないのであれば、今すぐにでも光回線やモバイル回線の切り替えをするのがおすすめです。

今回の記事では、10GBでどれくらい利用できるのかをユーチューブやSNS、Zoom会議など多角的な視点から解説し、速度制限にかからないための方法や対策方法などについて解説します。

記事を読むことで、あなたが10GBを使うべきかそうでないかがわかりますので、ぜひ参考にしてくださいね！

【結論】10GBを気にするぐらいであれば無制限の光回線やモバイル回線を利用するのがおすすめ

結論から述べると、10GBの利用量を気にするぐらいであれば、無制限の光回線やモバイル回線を契約するのがおすすめと言わざる得ません。

理由としては、10GBと言う数字はたかが知れており、すぐに通信制限にかかる可能性があるためです。

特にyoutubeで動画をHD動画で見ていると、半月もしないで10GB平気で超えますからね。

現に私は、10日間で85GBを利用しており、明らかに使いすぎと言われる領域になっています。

なので、いっそのこと速度制限にかかって追加でデータを購入して無駄なお金を払うより無制限のプランに加入するのが結果としてお得だと考えています。

10GBは1ヶ月でどれくらい使える

格安SIMや大手スマホキャリアの回線でよく出てくる「10GBプラン」ですが、実際にどのくらい使えるものなのでしょうか。

この章では、動画視聴やSNS閲覧、LINEの無料通話、オンラインゲーム利用など様々な視点から1ヶ月でどのくらい利用できるかについて解説します。

それぞれ1日当たりどれくらい利用できるのかについても紹介しているので、ご自身が10GBでちょうど良いぐらいのプランなのかどうかがわかります。

動画視聴：ユーチューブであればHD画質の場合13時間程度視聴可能

代表的な動画視聴ツールであるユーチューブをHD動画で閲覧する場合は、1ヶ月当たり13時間程度の視聴が可能となっており、1日当たりに換算するとわずか26分です。

上記の画像は、私の2023年10月15日（日）の使用量であり、HD動画を17時間ぶっ続けで流し続けていた結果として、1日で約16GBを利用していました。

もし、10GB制限のWiFiを利用していたら、残りの16日間は速度制限ありで過ごす結果となっていたので冷や汗ものでしたね。

HDや今は4K画質がユーチューブでリリースされていますが、いずれも容量が大きいためその分通信量も食う形となってしまいます。

なお、YouTubeの画質を変更する方法は以下の手順で行ってください。

SNS閲覧：インスタグラムであれば11時間程度、X(Twitter)の場合は約40時間程度利用可能

SNSを閲覧する場合、動画や画像が主となるinstagramの場合は11時間程度の利用が可能です。

11時間を30日で割ると、22分/日とかなり短く、日本人の平均利用時間である21分と比べてもギリギリで、Instagramの利用だけで10GBを使ってしまいます。

そのため、1日1時間も2時間も閲覧する場合は、光回線の利用などが必要です。

X(Twitter)は、月に40時間程度、1日で1時間20分程度の利用ができます。

Platform usage up 3.5% week over week pic.twitter.com/5wdyrzcyhy

— Elon Musk (@elonmusk) July 14, 2023

日本人の1日のX(Twitter)利用時間数は、上記の通りCEOのイーロン・マスクによると22.1分とされているので、平均時間では十分に10GBで足ります。

Zoom会議：20〜30時間の利用可能

Webミーティングの代表的なツールであるZoom会議に関しては、利用するサービスは異なるものの、Zoomの場合は10GBで動画付きで20〜30時間は利用できます。

日本人の正社員における出勤日数が20日程度となっているため、週に2〜3回、1時間ほどののオンラインMTGであれば10GBに到達はしません。

オンラインゲーム利用：ゲームによるが200時間前後の利用可能

オンラインゲームの利用はゲームによりますが200時間前後のプレイが可能です。

ただし、荒野行動などのゲームを使う場合は、1ヶ月だと約28時間程度、1日に換算すると1時間以内に抑えなければならないので、へービーユーザーには10GBは少ないと言えます。

また、オンラインゲームはその性質上ダウンロードが必要なため、その場合はさらにデータを食うことになります。

例として、ニンテンドーSwitchで発売をされている「スプラトゥーン」の場合は、取り込むのに6.8GBの容量を必要とします。

そのため、10GBのプランでオンラインゲームをしようと考える方は危険と言わざる得ません。

また、モバイル回線やポケットWiFiはオンラインゲームで重要視されるレイテンシの値が高いため、カクカクした状態でゲームすることになります。

LINE無料通話：約550時間の利用可能

LINEの無料通話であれば、10GBの場合は約550時間通話できます。

無料通話は550/30で1日換算で18時間なので、大抵の人は10GBプランで済みます。

なお、LINEはビデオによる通話もできるのですが、その場合は約30時間で1日で約1時間利用可能です。

サイト閲覧：Yahoo!のトップページであれば約2.4万回の閲覧が可能

サイトは閲覧はそれほど通信量を使いませんので、yahoo!のトップページだと約2万4000回の閲覧が可能です。

単純計算で、1日800回yahooのトップページを見れるという計算になりますので、大抵の人は余裕ですね。

サイト閲覧は、中にある画像の量が多いと容量が増えますが、10GBの容量があれば気にせず使っても問題ないですね。

10GBを使い切ると1MB程度の通信制限になる

携帯回線やポケットWiFiは、10GBを使い切ると速度制限がかかってしまいます。

具体的にどれくらい速度が下がるのかというと、プランによりますが、128Kbps〜1Mbpsの間になります。

1Mbpsですが、これはLINEのメッセージは送れるものの、高画質の動画の視聴や画像の送信などは難しい領域です。

なお、無制限のWiFiだったとしても、落とし穴がある点は注意してください。

無制限のWiFiでも3日で10GB使うと速度制限になる場合がある

無制限のWiFiプランだったとしても、3日で10GB制限を設けている商品も一部存在します。

代表的なサービスとしてUQWiMAXのWiMAX2＋が挙げられます。

UQWiMAXのWiMAX2＋は、3日間に10GBが超過すると、1MBの速度制限がかかり、翌日の夜から深夜まで適用される形となりますので、注意してください。

WiFiで速度制限になった際の対処法

WiFiで速度制限になった場合の対処法としては、データを追加で購入することが真っ先に挙げられます。

各サービスでは、以下の通り料金を追加して払えば良いです。

表を見ると、追加料金は決して安いものではありません。

5GBともなると5,000円を超過し、元のプランよりも高値になる場合も考えられます。

ネットで速度制限にかからないようにするためのコツ

現代の日本では、動画などのインターネットサービスが24時間365日見放題となっている代わりに、品質の高いサービスを受けるため年々通信容量は逼迫の一途をたどっています。

一定の通信容量を超えると、満足にネットサービスを利用できませんし、余計なお金がかかってしまいます。

この章では、インターネットサービスの速度制限にかからないようにするためのコツについて解説します。

普段から速度制限によくかかってしまうという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ユーチューブなどの画質を落として視聴する

まずやるべきこととしては、YouTubeなどの動画サイトの画質を落として視聴するというものです。

理由として、どうしても動画視聴は通信量が多くなってしまうからです。

例として、動画視聴と他のサービス利用で、10GB利用でどれだけ利用時間に差が出るのがを表でまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

上記の通り、動画視聴が圧倒的に通信容量を食うことがわかります。

通信量をサービスページから定期的に確認する

速度制限を交わすには、あなたが利用しているネット回線のマイページで通信量を定期的にチェックするのが大切です。

上記の画像は、私が利用している楽天モバイルの通信量チェッカーです。

月間、1日ごとの通信使用量を事細かにチェックできるため、3日であればこのぐらい使っているなということが視覚的にわかります。

他のサービスであれば、UQ WiMAXが「My UQ WiMAX」、ドコモは「My Docomo」から閲覧可能です。

また、モバイルルーターの場合は本体の画面から通信量の確認が可能です。

上記画像の画面上に通信量が表示されるようになっており、あとどのくらい利用できるかどうかが詳細にわかります。

使用量が無制限の場合は問題ありませんが、制限がある以上はこまめに確認をしながら使うのがおすすめです。

【仕事で利用しない場合】フリーWiFiを使う

仕事でネットを使わないという条件であれば、街中にあるフリーWiFiを使ってインターネットを利用するのも一つの手です。

フリーWiFiはスマホやパソコンさえあれば、誰でもタダで接続できるサービスであり、コンビニやファミレス、駅周辺などで飛んでいます。

フリーWiFiを利用している間は、データ通信量を使わないので、外出時限定にはなりますが動画視聴などを行う場合におすすめです。

無制限のモバイル回線を契約する

もし3日10GBの速度制限が嫌なのであれば、容量無制限のモバイル回線を利用するのがおすすめです。

容量無制限のモバイル回線といえば、楽天モバイル回線がそれに当てはまります。

編集長である小室も利用している楽天モバイルは「最強プラン」で名称が統一されており、使った通信容量に応じてその月の利用料金が変わってくるというプランになっています。

容量と料金の関係は以下の表の通りです。

20GB以上を利用したとしても、3,280円(税込)の支払いで済むため、とても重宝しています。

「楽天モバイルは繋がりにくいのでは？」という声も上がっていますが、2023年10月23日に総務省から繋がりやすい電波帯であるプラチナバンドの割り当てが確定したので、今後電波の悪さは徐々に改善していくのではないかと見られています。

10GBどのくらいでよくある質問

最後に「10GBどのくらい」でよくある質問について解説します。

通信容量はもちろんのこと、ストレージとして写真や動画を何枚保存できるかやおすすめの格安SIMなどについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

疑問に持っている方は、ぜひ参考にしてください。

Q.10GBでどれくらい写真を保存できる？

Q.10GBの容量があればどれくらい動画保存できる？

Q.1ヶ月で10GB使えるおすすめの格安SIMはどこ？

10GB どのくらい まとめ｜制限なく使うのであれば光回線やホームルーターを利用するのがおすすめ！

10GBはそれほど大きい通信容量とはいえず、音楽鑑賞や動画視聴、Zoom会議などでそれぞれ以下の通りの時間となります。

SNS閲覧やYoutube視聴をする場合、10GBでは足りません。

もし、SNSやYoutubeをよく見ると言う方は、いっそのこと無制限に利用ができる光回線やモバイル回線と契約した方が、余計なデータ追加料金を払わずに済みます。

それでも無制限にはしたくないのであれば、youtubeの画質を下げたりするなどの一定の工夫が必要となる点は留意してください。

記事を読んで、10GBを利用するかどうかぜひ検討してみてくださいね！