MacBookにマウスが必要かどうかは、パソコンで何を作業するかで変わります。
例えばネットサーフィンなど軽い作業であればトラックパッドで十分ですが、ブログ記事作成や動画編集などの長時間になる作業はマウスが必要です。
長時間に及ぶ作業で首が下を向いたままだと肩こりや首痛の原因となるので、スタンドを用意した方が負担を軽減できます。
ただし、スタンドでトラックパッドを使うと作業効率が下がるので、別でマウスが必要です。
この記事では、MacBookにマウスは必要なのかやトラックパッドの使い方、利用するメリットとデメリットについて解説します。
記事を読むと、マウスが本当に必要かどうかがわかりますのでぜひ参考にしてください。
MacBookにマウスが必要かは状況による
MacBookにマウスが必要かどうかは状況によります。
私が考えるマウスが必要・そうでないシチュエーションは以下の通りです。
- MacBookでマウスが不要なケース:ネットサーフィン
- MacBookでマウスが必要なケース:スタンドが必要な場合
それぞれの場面を紹介します。
ネットサーフィンならトラックパッドで十分
ネットサーフィン目的で利用するのであれば、トラックパッドで十分です。
トラックパッドはスワイプするだけでカーソルが動くので、ネットサーフィンの時は快適です。
私も外出する時などはマウスは持ち歩かず、トラックパッドでMacBookで調べ物をしたりしますね。
そもそもMacBookはあらゆる機能が高性能なので、付属品を買わなくてもそれほど困ることがないです。
そのため、ネットサーフィン目的でMacBookを使うのであればトラックパッドのみで大丈夫です。
スタンドを使うならマウスが必要
一方でMacBookをスタンドにのせた状態で利用するなら、キーボードとマウスが別で必要です。
別でキーボードとマウスが必要になる理由は以下の通りです。
- 何度も往復しなければならないから
- 操作しづらい
なお、スタンドを使うと目線が上に行くので、常に下を見て作業するよりも疲労が減ります。
実際に私は自宅で長時間ブログ執筆などの作業をするため、スタンドを使って目線が下になるべく行かないように工夫しています。
ただ、スタンドを使いながらトラックパッドとMacBook本体キーボードを利用するのは作業効率が下がるので、キーボードとマウスが別途必要です。
MacBookにマウスを導入するメリット
MacBookにマウスを導入するメリットは以下の通りです。
- 首が楽になる
- ショートカットを覚えなくて良い
- マウスの方が使いやすいアプリもある
それぞれ順番に紹介します。
首や肩が楽になる
MacBook AirやProのトラックパッドを使ってマウスなしで作業すると、肩こりや首痛の原因になることがあります。
理由は、目線を見下す姿勢で長時間作業を続けるためです。
実際に私もトラックパッドを使い続けた時は、肩こりに加えて首すじも痛くなります。
そのため、筆者はキーボードとマウスを別で購入して目線を上げています。
上記より、MacやMacBook AirやProを長時間使う方にとって、マウスは必須アイテムといえます。
ショートカットを覚えなくて良い
MacBookのショートカットを覚えなくても良いのもマウスを導入するメリットの一つです。
MacBookのショートカットは、キーボードの特定のキーやキーの組み合わせを使用して、アプリの機能やシステム操作を迅速に実行できる便利な機能のこと。
ただ、MacBookのショートカットは数百以上あるので、上級者でも覚えるのは難しいです。
そのため、ショートカットキーを十分に使えない場合、マウスを使用することが作業効率を向上させます。
特に、MacBook AirやProで長時間作業をする際は、マウスがあることで快適さが大きく違います。
ショートカットを使わず作業効率を上げたい場合は、マウスを利用するのがおすすめです。
マウスの方が使いやすいアプリもある
画像編集ソフトを使うのであれば、MacBookのトラックパッドのみで作業するのは効率が悪いです。
マウスの有無で1つの作品を仕上げる時間が大幅に変わり、場合によっては数十分短縮できます。
これは「時間をお金で買う」ことに直結し、効率化のための投資としてマウスの重要性が明確になります。
しかし、デザイン作業や細かい操作が必要な作業では、マウスがある方が確実に作業スピードが向上します。
MacBookにマウスを導入するデメリット
一方でMacBookにマウスを導入するデメリットは以下の2つです。
- コストがかかる
- 作業スペースが生まれる
コストがかかったりスペースを取らないといけないといったデメリットがあります。
次の見出しで紹介するので、ぜひ参考にしてください。
コストがかかる
マウスを使用する場合、購入費用やマウスパッドなどの周辺機器の追加コストがかかります。
高性能なマウスを選ぶと、費用はさらに増加します。
また、無線マウスを選ぶと、定期的なバッテリー交換や充電の手間も発生し、その分コストがかさむ要因となります。
予算を重視する人にとって、マウスなしでの作業を検討する理由の一つになるでしょう。
作業スペースが必要
マウスを使用する場合、デスク上のスペースが必要となります。
特に、狭い作業環境やスペースが限られている場所で作業している場合、マウスが追加されるとデスク上のレイアウトに制約が生じます。
トラックパッドを活用すれば、デスクのスペースを広く使えるため、書類や他の作業用具を手元に置くことができ、効率的な作業環境を整えられます。
MacBookの作業でマウスを使っている編集長の感想
現在、筆者である編集長は自宅で作業する場合、上記の通りマウスとキーボードを使ってMacBookを操作しています。
使っているマウスは「ELECOM 」です。
この章では、MacBookをマウスで操作している筆者が日々利用していて感じることなどを紹介します。
実際に使っている人間のリアルな声を聞けますので、ぜひ参考にしてください。
1日中作業できる
MacBookをマウスとキーボードを使うと、1日中作業できるようになります。
以前は私もMacBookのキーボードとトラックパッドを使って作業していましたが、2時間もすると首が痛くなっていました。
首が痛くなると体全体の調子も悪くなるため、顔を上向きにするようにスタンドを購入しました。
スタンドを設置してそのままだと作業がしづらくなるので、別でキーボードとマウスを購入。
今は1日5〜6時間作業しても、首が痛くなりませんのでだいぶ改善しています。
マウスは2,000〜3,000円で買えるから安い
MacBookのマウスは2,000〜3,000円程度で買えます。
マウスは無線で繋げる商品を選ぶのがおすすめです。
無線の商品をおすすめする理由は以下の通りです。
- 作業範囲が限られないから
- 値段が安いから
無線のマウスは作業範囲が限定されないので、作業用の机でも良いですし、外のカフェなどでも利用できます。
また、値段も安いものだと無線でも2,000円程度で購入できるため、コスパが良いと言えます。
そのため、マウスを購入するのであれば2,000〜3,000円台の無線マウスがおすすめです。
無線はたまに繋がりが悪くなる
ただし、無線マウスはたまに本体とのつながりが悪くなる時があります。
例として、マウスを動かしているのにもかかわらず、画面上のカーソルが動かなくなる現象が起きます。
もし、マウスポインターが動かなくなった場合は以下のやり方を実践してください。
- マウスのUSBやBluetoothを一旦切断してから接続し直す
- MacBook自体を再起動する
対処法によって、マウスの繋がりが改善する可能性があるので試してください。
定期的な電池交換が面倒
あとは定期的に電池交換するのも面倒ですね。
私の場合マウスにエボルタという高寿命の電池を利用しているのですが、大抵の場合半年でダメになってしまいます。
そのため、半年に一回は電池交換をしなければなりません。
面倒ではあるものの、1回3分もかからないのですぐに行っています。
なお、電池交換の前兆としてカーソルの動きが頻繁に止まるなどが挙げられます。
もしマウスの故障でないのにカーソルが動かない場合は、もうすぐ電池切れになる可能性があると考えてください。
【純正以外も紹介】MacBook AirやProにおすすめのマウス3選
MacBook AirやProにおすすめのマウスを3つ紹介します。
- アップル(Apple) Magic Mouse MMMQ3J/A
- ロジクール Mx Master 3s For Mac
- ロジクール Master MX Anywhere 3S
純正以外の商品も解説しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
アップル(Apple) Magic Mouse MMMQ3J/A
画像引用:Amazon公式サイト
Magic MouseはMulti-Touch対応で、ウェブページのスワイプや書類のスクロールなどが直感的に可能です。
特別なソフトウェアの設定は不要で、箱から出した瞬間にMacと自動ペアリングされるので、すぐに使用開始できます。
また、USB-Cポートを備え、付属の編み込み式USB-C充電ケーブルを使えば、MacのUSB-Cポートに接続して簡単に充電とペアリングが完了します。
このケーブルは他のデバイスの充電にも使用でき、利便性が高いです。
シンプルなデザインと優れた操作性で、MacBookには外部マウスが不要と感じるユーザーも多いですが、Magic Mouseはその選択肢を広げてくれます。
ロジクール Mx Master 3s For Mac
画像引用:Amazon公式サイト
MX Master 3S for Macは、Macユーザーに最適化されたアイコニックなマウスです。
macOSやiPadOSに対応し、Appleエコシステムにシームレスに統合されるカラーリングが特徴です。
ピクセル単位の精度を誇る8,000 DPIオプティカルセンサーを搭載し、ガラス面(最小4mm厚)を含むほぼすべての表面でトラッキングが可能です。
MagSpeed電磁気スクロールホイールにより、1秒間に1,000行の高速スクロールとピクセル単位の精確な停止が実現し、作業効率を大幅に向上します。
さらに、静音クリックによりクリック音を90%低減、快適なタクタイルフィードバックを提供します。
手にフィットする独自のシルエットと傾斜角度が、自然な姿勢をサポートし長時間使用でも快適です。
Logi Options+ソフトウェアを利用して、トラッキング感度を自分好みに調整できる点も魅力です。
ロジクール Master MX Anywhere 3S
画像引用:MX Anywhere 3S ワイヤレス マウス、8K DPIセンサー搭載 |ロジクール
MX Anywhere 3Sは、あらゆる場所で高いパフォーマンスを発揮するコンパクトなマウスです。
静音クリックはノイズを大幅に減少させ、集中した作業をサポートします。
MagSpeedスクロールホイールは1秒間に1,000行の高速スクロールを実現し、精確なピクセル単位での停止も可能です。
軽量かつ薄型のデザインで、持ち運びが簡単。
シリコーンサイドグリップは手にしっかりフィットし、長時間の使用でも快適さを維持します。
Windows、macOS、Linux、ChromeOS、iPadOS、Androidに対応し、最大3台のデバイスと簡単にBluetoothペアリングが可能。
Logi Options+を利用して、お好みに応じた設定変更も簡単にできます。
USBポートを節約できるBluetooth接続にも対応し、多様な環境での作業を快適にします。
MacBookにマウスはいらないに関するよくある質問
MacBookにマウスはいらないに関するよくある質問を紹介します。
- Q:MacBookでプログラミングするときにマウスはいらない?
- Q:MacBookのトラックパッドの使い方は?
- Q:MacBookをマウスなしかつキーボードのみで操作するには?
- Q:動画編集はマウスがいらないの?
Q:MacBookでプログラミングするときにマウスはいらない?
MacBookのトラックパッドは非常に高性能で、多くのプログラマーがマウスなしで快適に作業できます。
特にmacOSのジェスチャー機能を駆使することで、コードのスクロールやウィンドウの切り替えがスムーズに行えます。
キーボードショートカットも豊富で、効率的なコーディングが可能です。
マウスは必須ではありませんが、作業スタイルによっては好みで使い分けが推奨されます。
Q:MacBookのトラックパッドの使い方は?
MacBookのトラックパッドは、マルチタッチ対応で直感的な操作が可能です。
基本的なジェスチャーとして、2本指でのスクロール、3本指でのスワイプによるアプリ切り替え、ピンチ操作での拡大・縮小が挙げられます。
また、右クリックは2本指のタップで実行できます。
これにより、マウスを使わずとも効率よく作業を進められます。
Q:MacBookをマウスなしかつキーボードのみで操作するには?
MacBookは豊富なキーボードショートカットを駆使することで、マウスなしで操作が可能です。
例えば、Cmd + Tabでアプリの切り替え、Cmd + SpaceでSpotlight検索、Ctrl + 矢印キーで仮想デスクトップの移動ができます。
トラックパッドを併用しなくても、効率的なワークフローを構築できるため、キーボードのみの操作も十分に実現可能です。
Q:動画編集はマウスがいらないの?
動画編集においても、MacBookのトラックパッドはジェスチャー対応で高い精度を発揮し、マウスを使わずに編集を進めることができます。
特にFinal Cut Proなどのソフトウェアは、トラックパッドのピンチやスワイプを活用してタイムライン操作や拡大・縮小がスムーズです。
ただし、細かい編集が必要な場合や長時間の作業では、マウスがあるとさらに効率が上がることもあります。
MacBookにマウスはいらない まとめ
結論から言うと、MacBookにマウスが必要かは状況によります。
マウスが必要か否かの判断は以下の通りです。
- MacBookでマウスが不要なケース:ネットサーフィン
- MacBookでマウスが必要なケース:スタンドを利用する
ネットサーフィンだけであれば、トラックパッドだけで十分ですがスタンドを使うのであればマウスが必要です。
また、マウスを使うことによって使えるアプリの幅が広がったりショートカットを覚えなくても良いといった副次的なメリットもあります。
一方で、導入するのにコストがかかることや作業スペースの確保が必要といったデメリットも存在します。
まとめると、記事執筆や動画編集などの長時間の作業を必要とする人は、MacBookでマウスを使うべきだと考えています。